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自衛隊1日入隊やプロレス参戦…演歌歌手・上杉香緒里、体を張る理由:インタビュー

4/23(火) 10:07配信

MusicVoice

 来年デビュー25周年を迎える上杉香緒里。力強くも透き通る歌声で魅了する彼女だが、注目を集めているのはその販促キャンペーンだ。自衛隊に1日入隊したかと思えば、女子プロレスに参戦。柔道選手や卓球選手のものまねにも挑む。その奇抜さが話題になり、先日、テレビに取り上げられたばかり。そこで上杉に話を聞いた。本音はいかに。【取材・撮影=木村陽仁】

楽しむタイプ

 谷亮子、澤穂希、荒川静香、伊藤美誠のものまねを披露したかと思えば、自衛隊1日入隊、滝行、パラグライダー、プロレス参戦、流鏑馬と体を張った販促キャンペーンにも果敢に挑む。その“戦歴”はなかなかのものだ。

 演歌歌手なら、レコード店などでキャンペーンをおこなうのが一般的だが、彼女の場合はやや異質だ。その話題性から、先日フジテレビ系バラエティ番組『アウト×デラックス』でも「事務所の無茶振りに耐え続ける演歌歌手」と取り上げられたばかり。

 番組で映るのはどんな挑戦にも笑顔で取り組む姿勢だ。そんな姿に放送後は「応援したくなる」「上杉さんを見てたら明日も頑張ろうという気持ちになれる」などの声がSNS上であがった。

 しかし本音はどうなのか。

 「楽しいことばっかりですよ。楽しい。『楽しいことをやろう』というスタッフばかりなので、全然イヤではないですよ。私も楽しんじゃうタイプだから、いつも楽しみ。次はなんだろうなって」

 上杉流のキャンペーンの始まりは、鎧兜を身に着けての白馬だったという。

 「最初にお話を頂いたときは『えーーー!』みたいな。『そんな楽しい事できるの!』という感じで喜びました」

 しかし、回を重ねるごとに「前回を上回らなくちゃいけない」とハードルが上がっていった。

 「それはね、スタッフさんとかが、やるのを待っているから『これはやらないといけない』と思って…。取材の方も来ているし、期待に応えないといけないなと」

 1人でパラグライダーをさせられた。4回飛び、2回失敗してアゴから着地、擦りむいた。それでもめげない。

 自ら「やりたい」と手を挙げ、参戦した女子プロレスでは、ダンプ松本に竹刀で顔面を叩かれた。痛ましいかぎりだが「運が良くて肉がつきの良いところに当たって。日ごろのおこないが良いんでしょうね」。

 体を張ってのキャンペーン。傷も絶えないが、そうした過去も笑顔で語る。

 「だって取り上げてほしいですから。新聞でも派手なことをやったら大きく扱ってくれますし、良い曲でも、まずは知ってもらわないとね。今ではメディアの方も『次どういう格好するんだろう』と楽しみにされているようです」

 先日、「暗夜の恋」のキャンペーンでは、卓球の伊藤美誠選手のものまねを披露。サーブも決めた。

 「あれは11回目でようやっと成功して。新聞のカメラマンさんのシャッター音が徐々に少なくなっていくのよね。私、耳がいいから『あ! 飽きられているかも。まずい!』と思って必死でした」

 過去に荒川静香のものまねに挑戦。背を反り返るイナバウワーも披露している。

 「小・中学生の時に機械体操をやっていて、このときにやっていて良かったなと思いました」

 自衛隊での1日入隊では歩伏前進や3キロを走った。

 「あれはつらかっです。ブーツは重いから。当時少し運動はしていたけど、きつかった」

 変わらず、笑顔だ。

 「わりと『行っちゃえ!』と勢いでいくタイプなんですよ。よっぽどのことじゃないと後ずさりはしない」

 しかし、心が折れかけたことがある。その荒川静香のときだ。ものまねを披露した時に、ネットの一部から非難を浴びた。

 「それ以来、心のどこかに不安はあります」

 そう語りつつも、笑顔だ。

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最終更新:4/23(火) 10:07
MusicVoice

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