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市職員になりたかったソフトバンク泉 「もういいや」からプロ1勝

4/23(火) 11:22配信

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク3-1オリックス(22日・東京ドーム)

 ソフトバンクのドラフト6位右腕、泉圭輔投手(22)がプロ初勝利を挙げた。2番手としてマウンドに上がった直後に適時打を許したが、その後を踏ん張り2回無失点で逆転勝ちにつなげた。デビュー3試合で計4イニングを無失点。187センチのルーキーが快進撃でチームを活気づけている。

【写真】鷹スカウトが目をつけた金沢西高時代の泉のフォーム

 地元金沢で白球を追い続けた泉が描いていた自身の未来予想図は「市職員」だった。「安定っていいじゃないですか」と笑った後で続けた。「プロになりたいと思っていたのは小学生まで。中学、高校ではそんなレベルになかったし、考えもしなかった」

 野球への情熱が冷め切った時期がある。「高校野球で燃え尽きた。もういいや、と思った」。金沢西高の監督に「いいからやれ」と説得されて金沢星稜大に進学したが、最初はやる気が出なかった。それでも試合で抑えるたびに増えていくスカウトの数と比例するように、楽しさも増した。公務員の夢は、いつの間にか頭から消えていた。

 もともと自信家ではない。1軍に上がった今も「心配性なんですよ。打たれるんじゃないか、と毎日おびえている」と真面目な表情で話す。ただ、弱気なだけでもない。「不安なく試合に入る方が不安。不安なまま投げた方が冷静になれる」。“安定”とは正反対のプロの世界で、泉が順調に滑り出した。

西日本スポーツ

最終更新:4/23(火) 12:46
西日本スポーツ

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