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【ブラジル】投資したい、でも資金を作れないブラジル人

4/23(火) 7:03配信

サンパウロ新聞

 2018年の初め、ブラジル金融・資本市場関係団体協会(Anbima)が実施した調査は、回答したブラジルの人々の56%が先行き12カ月の間に投資をするために倹約することに関心があるということを示した。しかし、同協会による新たな調査結果はそれとは大きく異なる現実を示している。新たな調査では、経済的に活発な人口の中で昨年、投資のためにいくらかのお金を残すことができたのは全体のわずか8%しかいなかったということが判明した。伯メディアが22日付で伝えた。

 最新の調査は、ブラジルの人々の貯蓄能力が低いということ以外に、人々が持つ金融アプリケーションについての概念にはっきりとした混乱が見られる、つまり、投資とは何かということをよく理解していないということを明らかにしている。18年中に何らかの投資を行ったかと尋ねたところ、回答者の25%が「はい」と回答した。しかし、それらの資金の行き先について詳しく尋ねたところ、17%の人達は車や不動産などの耐久財や住居のリフォーム、そして小さな会社の設立などに投じたと答えた。

 そして同調査は、資金を金融市場の商品に効果的に投下したという8%の人達の間でさえ、投資の多様性が低いということを示している。回答した人々のうちの、昨年中に投資を行ったという人達の80%以上(ブラジル人全体の5.6%)は、利回りが4.55%と証券市場(同15%)に比べて著しく小さい貯蓄預金(ポウパンサ預金)に資金を投じたと明かした。

 今回の調査はブラジル全国の152の自治体において、社会階層Aクラス(最富裕層)~Cクラス(中間層)に属し、収入(年金を含む)を得ている16歳以上の経済的に活動的な人と活動的でない人、合計3452人から話を聞いた。

サンパウロ新聞

最終更新:4/23(火) 7:03
サンパウロ新聞

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