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MADKID「やりたい事を貫いているだけ」型にはまらない音楽で描く5人の未来:インタビュー

4/23(火) 11:11配信

MusicVoice

「FAITH」のギター、ベース、ドラム全部生でレコーディング

――「FAITH」は「RISE」に続いて2期連続で『盾の勇者の成り上がり』の主題歌に決定しました。2回連続ってすごいですよね!

YOU-TA 間を挟まずに連続で主題歌に選んで頂けたのは嬉しいです。決まった時にもらったコメントでも「またMADKIDで嬉しい」という声も寄せられていたので、シンプルに嬉しいです。

――それもあって「FAITH」は「RISE」に通じるロックチューンですね。

LIN 「RISE」のような感覚で作って欲しいと、アニメのスタッフさんからオファーして頂いたんですけど、割と自由に作らせていただきました。その中で「RISE」を超えたいという気持ちで制作していきました。

KAZUKI 今回はギター、ベース、ドラム全部生でレコーディングしたんです。

――もうロックバンドに近いですよね。生バンドというのは歌への影響も大きいのではないですか。

YOU-TA 本当に大きくて歌も変わりました。とにかく楽器のレコーディングが凄くて、ずっと見ていました。それもあってプリプロとは歌い方も変わりました。特に生のドラムのリズムというのはすごく大きくて、さらにロックテイストが濃くなったと思います。

LIN 今までは僕ら5人で完結していたところに、第三者の音が入るとより引き締まる気持ちがあるといいますか、歌でより自分たちらしさを出そうという気持ちも強くあったと思うんです。

YUKI まず生ということでレコーディングに臨む気持ちが違いましたし、ラップの裏に入っているアドリブの部分がプリプロとは変わりました。言葉が連続していたところを抜きたいと思ったんですけど、生ドラムの音が凄くてそれが気にならなくなったんです。サウンドに引っ張られて結果的に勢い重視でまとめ上げました。自分で「こうしよう」と決めていたこともあったんですけど、「そっちの方が良いね」と柔軟に考えられるようにもなったり、第三者の音が入ると自分でも思いつかなかったものが出てくるんです。あと、驚いたことがあって、今回「FAITH」でLINちゃんと話し合ってもいないのに、フロウが被るという事もありました。それはビックリしました。

SHIN 僕はまずバンドに負けないように歌うというのを心掛けてました。この曲で落ちサビを担当させて頂いたんですけど、そこは対極で力強さというよりは歌詞重視で歌いました。それを使い分けられたことが自分にとって良かったです。強さだけじゃないところをみせられたと思います。

――ダイナミクスがあるわけですね。イントロで聞ける声みたいな音は?

LIN あれは声なんです。メロディを決めるプリプロの段階で「パラッパラッパラ」という感じですでに入っていました。それで、YOU-TAがレコーディングした声をカットアップという波形を切り刻むエディットをしたものなんです。なので、あの部分はYOU-TAが歌っている<Just fight it out>のoutの部分を使用しています。

YOU-TA これは本当に思い付きでやったんだよね。

LIN そうそう。ここは歌詞をはめ込むよりも、こっちの方が良いかなと思って。

――格好良いですよね! KAZUKIさんはいかがでしたか。

KAZUKI 「COME」を録っている時に気づいたんですけど、この「FAITH」のレコーディングが活きたと思います。「COME」はシャウト気味に歌っているんですけど、それは「FAITH」で生バンドに負けないように歌ったことで、力強さが増したんじゃないかなと思っていて。今までもシャウトっぽいのは出せたんですけど上手くコントロールが出来なくて、それが出来るようになったのは大きい変化です。

――「FAITH」のEnglish versionのレコーディングはいかがでした?

KAZUKI これはかなり時間が掛かりました。2番は大丈夫だったんですけど、1番に出てくる<Back Scream>が全然上手く歌えなくて…。

YOU-TA 僕が歌のディレクションをしました。パッと聴いた感じは問題ないんですけど、子音がなかなか立たなくて。でも、最後には良い感じになって良かったです。

――すごく細かいところにこだわったんですね。

YOU-TA そうなんです。昔の音源の英語の部分は本当に酷くて、もうカタカナ英語でしたから(笑)。

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最終更新:4/23(火) 13:57
MusicVoice

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