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背中にリュックサック テロ容疑者“自爆直前の姿”

4/23(火) 21:14配信

FNN.jpプライムオンライン

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スリランカで起きた連続爆破テロで、スリランカ政府は23日、非常事態を宣言。

今なお厳戒態勢が続いている。

一方、テロ現場の一つとなった教会に入っていく自爆テロ犯の映像。

爆発は、この直後に起きた。

教会の敷地内を歩く、1人の男。

ひげを生やした男の背中には、リュックサックが。

中には、大勢の人を殺傷させる能力がある爆弾が収められていた。

これは、スリランカのメディアが報じた、自爆直前のテロ実行犯をとらえた防犯カメラの映像。

当時、キリスト教の復活祭の礼拝が行われていた教会には、1,000人以上が集まっていた。

その中を淡々と進んでいく実行犯の男。

礼拝堂内の防犯カメラも、その姿をとらえていた。

やがて、男は大勢の人がいる礼拝堂の中心部へ。

そして、惨劇の瞬間が訪れる。

FNNは23日、この教会の内部を取材した。

教会の床には破片が散らばっていて、これらは、ほとんどが天井から落ちてきた破片と思われる。

天井はブルーシートがかけられているが、ほぼ全部が抜け落ちてしまっている。

ためらう様子も見せず教会に侵入し、礼拝堂の中心部で自爆テロを図った実行犯の男。

自爆テロから2日たった今も、血なまぐさい臭い漂う教会。

ここで、110人が命を落とした。

像は壊れ、上半身の部分がなくなっている。

教会では23日、犠牲者を弔う葬儀が行われていた。

全体の死者が300人を超え、500人以上の負傷者を出した連続爆発テロ。

誕生日のケーキを前に、まな娘と笑顔を見せているのは、自爆テロで命を奪われた、コロンボ在住の高橋香さん(30代)。

写真が掲載された香さんのフェイスブックには、「外遊びと絵本と歌とレゴが大好きな女の子になりました。これからもよろしくお願いします」という投稿が。

2015年にスリランカに渡ったという香さん。

日本料理店のシェフを務める夫と4歳の娘、1歳の息子の4人で朝食をとっていた、21日の午前8時45分、自爆テロに巻き込まれた。

FNNの取材に、香さんの治療にあたった医師は、「(爆発により)破片が突き刺さり、貫通しているけがでした。体の前の部分には、けがはなかった」と話した。

病院に搬送された当初は意識があり、話もできたという香さん。

しかし、内臓の損傷が激しく、3回の手術を受けたが、息を引き取った。

けがをして病院に搬送された夫からは、日本にいる父親に電話があったという。

夫・光さんの父親は「(光さんから電話で)事故にあってしまったからと、その連絡が来たっきりで」と話した。

5月には里帰りする予定だったという高橋さん一家。

夫・光さんの父親は「子どもも小さいですしね。そういう状況で、なんでこういうことになるのかな」と話した。

また、高橋さん一家が買い物に訪れていたというコロンボ市内の雑貨店の男性は、「(高橋さんは)よく店に来ました。子どもがあちこち動き回っていて、いつもニコニコしていました」と話した。

現地当局は、これまでに40人を拘束。

一連のテロは、国内のイスラム過激派「NTJ」の犯行とみられているが、スリランカの警察当局は23日、シリア国籍の男を新たに拘束したと発表。

イスラム国との関連が注目される。

FNN

最終更新:4/23(火) 21:14
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