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「あなた、失礼ですね」駆け出し営業マンの大失敗 「誰にでもできる仕事と思っていた…」営業の存在意義は

4/25(木) 7:00配信

withnews

 4月、それは始まりの季節です。とある企業に入社したフレッシュマンは、「営業」としてある壁にぶつかっていました。失敗から「営業(おれ)は何のためにいるんだ?」という問いを自らに投げかけ続け、見えてきた”答え”とはーー。マンガのSNSを運営するコルクBooksとwithnewsがコラボし、「#XXデビューの黒歴史」をテーマに作品を募集した企画。大賞に決まったのは、外資系企業で営業として働く、じゅんさんの「営業ってなんだ?」でした。(朝日新聞デジタル編集部・野口みな子)

【画像】漫画はこちら 最初の飛び込み営業で失敗…「営業(おれ)は何のためにいるんだ?」 感動のラスト

「営業ってなんだ?」

 新入社員研修で飛び込み営業をすることになった、新卒の青年。街中に立ち尽くし、「いきなりモノ売るなんてムリゲーだろ…」と困惑しています。

 「とりあえず数打ちゃ当たるだろ」と、近くの雑貨店に入ることに。自社の商品を紹介して「すごくないですか!?」と勧めると、雑貨店の店主は「たしかにすごいねぇ」と言いつつも、「ウチにはちょっと大げさすぎるかな」と難色を示します。

 「そんなに甘くないか」と納得する青年ですが、こじんまりと店を続けていきたいと和やかに話す店主に向かって、「自分ひとり食っていければいいって感じですかね?」と笑顔で返してしまいます。

 その途端、店主の態度は急変。冷たい目で「あなた、失礼ですね」。

 「お帰りください」

 静かに追い出されてしまった帰り道、落ち込みながらも、青年の脳裏にある疑問が浮かんできます。周りを見渡すと、あらゆるところで当たり前のようにモノは売買されている……であれば……。

 「営業(おれ)は何のためにいるんだ?」

ほぼ実体験「出鼻をくじかれた」

 作者のじゅんさん(Twitterアカウント:@principaljun)は、外資系の企業で働く若手の会社員。はきはきと話す長身のスポーツマンで、とてもさわやかな印象の男性です。

 漫画に描かれているストーリーについて聞くと、「ほぼ私の実体験、脚色もないですね」。

 「もともと、営業になる気はなかったんです」というじゅんさん。会社の雰囲気やサービスに惹かれて入社を決めましたが、配属を希望する余地はなく、営業の部署に就きました。

 当時は「営業」という仕事を、「誰にでもできるような仕事だと思っていた」と話します。

 「お客さんのところに押しかけて、出来上がっている商品を『買ってください』と言う。足を使って動き回る、つらいだけのつまらない仕事だと思っていましたね」

 そんなとき、最初の顧客である雑貨店の店主に「失礼」と言われてしまったのでした。

 「完全に出鼻をくじかれましたね。落ち込みましたけど、『営業』の存在意義について考えるきっかけになりました」

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最終更新:4/25(木) 7:32
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