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フェラーリ”逆襲の第一歩”? アゼルバイジャンGPでアップデート投入

4/24(水) 8:36配信

motorsport.com 日本版

 フェラーリは、第4戦アゼルバイジャンGPでマシンにいくつかのアップデートを投入し、メルセデスとの差を縮めることを狙っているようだ。

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 セットアップや信頼性の問題、そしてミスも絡み、開幕3戦での最高位が3位止まりとなっているフェラーリ。対照的にメルセデスは3戦連続ワンツーフィニッシュを飾っており、コンストラクターズランキングでもすでに57ポイントのリードを築いている。

 また、これまでわずかながらマシンを変更してきたメルセデスに比べ、フェラーリは外部から見て分かるようなアップグレードを投入していなかった。

 しかしフェラーリのチーム代表のマッティア・ビノットは「SF90の開発の最初のステップとして、バクーにいくつかのアップデートを持ち込む」と述べた。

「これまでの3戦は、全く我々が望んでいたようにはいかなかったが、今回のグランプリもまた、我々にとっては重要な瞬間だ」

 アゼルバイジャンGPに向けて、ビノットはそう意気込んだ。

「これまでに得られた全てのデータを分析し、改善可能なエリアを検討し、マシンのセットアップとパワーユニットのマネジメントをコース特性に合わせて調整する作業に取り組んでいる。我々はしっかり準備ができている」

 セバスチャン・ベッテルは第3戦中国GPにおいて、フェラーリが中期的な開発の方向性を確立する上で、重要な時期に直面していることを認めた。

 一方、今回投入されるアップグレードは、フェラーリがチャンピオンシップでメルセデスに遅れを取る前から準備が始まっていたモノだろう。

 2016年のチャンピオンで、メルセデスの元F1ドライバーであるニコ・ロズベルグは中国GPの後、フェラーリのマシンはストレートスピードで有利だったものの、コーナリングのパフォーマンスを犠牲にし過ぎていたと指摘している。

 ストレートスピードとダウンフォースのバランスは、アゼルバイジャンGPにおいては極めて重要な要素となる。バクーの市街地サーキットはラップの最初と最後のセクターはほぼ全開のストレート区間が多いが、ラップ中盤にはタイトなコーナーが続く。

「バクーでの大きなチャレンジは、低速コーナーで良いグリップを得つつも、長い時間フルスロットルで走るストレート区間で十分な速さを得られるような、適切なウイングレベルを見つけることだ」

 ベッテルはアゼルバイジャンGPの難しさをそう話した。

「簡単に妥協してはいけないんだ」

Scott Mitchell

最終更新:4/24(水) 9:57
motorsport.com 日本版

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