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新たな車載機器の製造に力入れる 九州テン

4/24(水) 11:01配信

長崎新聞

 無線通信機器製造の九州テン(本社福岡市、本店佐世保市)は、主力のドライブレコーダーに加え、新たな車載関連機器の製造に力を入れる。9月にも佐世保工場(小佐々町)に、試作の製造ラインを設置。量産化を図り、2018年度に約180億円だった車載関連機器の売上高を、23年度に300億円まで伸ばす目標を掲げる。

 製造は、ECU(エレクトロニックコントロールユニット)を想定している。車のさまざまな機能を制御する機器。電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)、自動運転の導入など、車が電動化、高機能化する中で、市場が広がる可能性がある。現在、関連会社のデンソーテン(神戸市)と協議を進めている。

 これに先駆け、佐世保工場は自動車産業に特化した、品質に関する国際規格を取得。世界の自動車メーカーが調達基準として採用するなど、重要性が高まっている。取得に伴い品質の向上が期待されている。

 九州テンは、14年からドライブレコーダーの製造に力を入れ始めた。近年は「あおり運転」への対策など、普及が進み好調を維持している。しかし、間嶋力彦社長は「今がピーク」とみる。ドライブレコーダーに代わる新たな「柱」を模索していた。

 車載関連機器には開発段階から携わる方針。拠点とする佐世保工場では、国際規格取得だけでなく、さらなるクリーン化など改革も進める。間嶋社長は「今、手を打たなければ、成長し続けることはできない。新たな分野にチャレンジしたい」と語った。

最終更新:4/24(水) 11:01
長崎新聞

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