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【WWE】中邑真輔 WWE王者コフィとシングル初対決も反則負け

4/24(水) 12:30配信

東スポWeb

【ネブラスカ州リンカーン23日(日本時間24日)発】WWEのスマックダウン(SD)大会が開催され、“黒いロックスター”中邑真輔(39)が、WWE新王者コフィ・キングストン(37)とノンタイトル戦ながらシングル初対決。反則裁定に終わるも、圧巻のパフォーマンスで存在感を見せつけた。

 中邑は相棒の“ブルガリアの怪人”ルセフとその妻ラナ(34)をセコンドに帯同。一方の王者サイドは、負傷欠場中のビッグEの代役ケビン・オーエンズ(34)が「ビッグO」に扮し、エグゼビア・ウッズ(32)との即席ニュー・デイで解説席に座った。パンケーキを食べながらの解説は実にやかましい…。

 開始は試合巧者らしくお互いが相手の攻撃をすかすハイレベルな展開に。中邑はアームバーを狙うもコフィは強引な丸め込みで返す。王者も最上段から背中へのボディープレスを見舞うが、場外へのトペ・スイシーダは蹴りで迎撃された。

 まずスピードを封じる必要があると読んだ中邑は、執拗なフロントネックロックで延々と絞め続ける。さらには至近距離からのヒザと顔面蹴り。この日ばかりはなぜか「大コフィコール」は少なく、大観衆は息をのんで攻防を見守った。

 場外戦でも優位に立った中邑はハイキック連打。スライディングしながらのスープレックスと攻撃の手を緩めない。すると王者は中邑得意の「カモーン!」のポーズで挑発する。さすがに怒った中邑は必殺のキンシャサ・ニー・ストライク(ボマイェ)を発射するが、ジャンピングダブルニーで迎撃されてしまう。

 チャンスと見たコフィはSOS(大外刈り)一撃。しかしカバーに入った瞬間、ルセフが救出に入ってしまい、反則裁定のゴングが鳴らされた。収まらないのは不完全燃焼に終わった両雄だ。中邑が場外のウッズにキンシャサ弾を見舞うと、コフィも中邑にトラブル・イン・バラダイス(頭部への回転ハイキック)でウサを晴らした。

 まさかの波乱が起きたのはこの直後だ。コフィが即席兄弟のビッグOことオーエンズに追撃を促すと、逆に王者へ裏切りのスーパーキックを放ったのだ。そしてニュー・デイのTシャツをビリビリと引き裂くや、中には自分の「KO」のTシャツが…。そのままコフィに殴る蹴るの暴行を加えると、WWE王座のベルトを手に「俺が欲しいのはこれだ!」と絶叫した。

 ニュー・デイへの接近は、王座挑戦へのチャンスへの踏み台にしかすぎなかったわけだ。

 しかし中邑は何も恥じる必要はない。ルセフは試合後「中邑のピンチにガマンできなかったのだ…」とわびたが、試合の8割を制していたのは黒いロックスターだった。WWE王座戦線は混沌としてきたものの、この日のコフィとの初シングル戦により、実力を証明。再度同王座戦線に浮上したことは間違いない。もちろんコフィも決着戦を臨んでいるはずだ。

 中邑は昨年6月の「マネー・イン・ザ・バンク(MITB)」で当時のWWE王者AJスタイルズ(41)に挑んだ試合を最後に同王座戦線から離れ、その後にUS王座を獲得した。約10か月も遠のいていた王座への挑戦の期待も膨らんできた。黒いロックスターの快進撃が再び始まりそうだ。

最終更新:4/24(水) 15:40
東スポWeb

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