ここから本文です

小出義雄氏死去 教え子の有森さん涙「思い出は数え切れない」

4/24(水) 15:30配信

デイリースポーツ

 女子マラソンの有森裕子さん(52)らを育てた小出義雄さんが亡くなったことが24日、分かった。80歳。小出さんは3月末に指導の一線を退くと発表したばかりだった。

【写真】シドニー五輪金メダルの高橋尚子を祝福する小出監督

 有森さんは都内で取材に応じ、涙を浮かべながらつらい心境を吐露。「思い出は数え切れない。正直、唐突なという形ではなく、何回か倒れたり、入院したりという話は聞いていました。ああいう体調で監督らしく、よく頑張ったなと思う」と、恩師との別れを覚悟をしていたことを明かした。訃報はこの日朝に小出氏の家族から知らされたという。

 有森さんは日本体育大学卒業後にリクルートに入社し、小出監督と出会った。「最初に会ったのは私が鳴かず飛ばずの頃」と当時を振り返り、「しょっちゅうケンカもした。一番覚えてるのは困った顔」と話した。

 当時の練習について「練習量は半端なかった。当時女子にはこれ以上やらせてはいけないという常識があったが、それを『打ち破るんだ』と。うれしそうにメニューを出していた。つねに未来を見ている人だった。未来を見ている監督が好きだった」と目を涙で潤ませながら言葉を絞り出した。

 中距離ランナーだった有森さんを小出監督はマラソンへと転向させ、二人三脚での歩みの結果、92年のバルセロナ五輪で銀メダル、96年アトランタでは銅メダルを獲得した。

最終更新:4/24(水) 16:53
デイリースポーツ

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事