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YOUR SONG IS GOOD、20周年野音ワンマンでバンドの歴史を総括

4/24(水) 18:46配信

音楽ナタリー

YOUR SONG IS GOODが4月21日に東京・日比谷野外大音楽堂にてワンマンライブ「YOUR SONG IS GOOD presents "SOFT LANDING" - 20th Anniversary Oneman Live Show at 日比谷野外大音楽堂 -」を開催した。

【写真】「YOUR SONG IS GOOD presents

近年のライブのレギュラーである松井泉(Perc)、後関好宏(Sax, Flute)、上山悠二(VJ)に、スペシャルゲストとして村上基(Tp / 在日ファンク)を加えた10人編成で記念すべき結成20周年ライブに臨んだユアソン。 2部構成で行われた本公演で、彼らは初期のレア曲から新曲まで全26曲を演奏し、会場に詰め掛けた満員のオーディエンスを楽しませた。

開演前には、オープニングDJとして川辺ヒロシ(TOKYO No.1 SOUL SET)や高城晶平(cero)、澤部渡(スカート)といったユアソンゆかりの面々が1人1曲ずつリレー形式でDJを行い会場を盛り上げていく。最後のDJとして登場したカクバリズム主宰者の角張渉は、The Specialsの「Enjoy Yourself」をスピンし、「今日は “Enjoy Yourself”ということで! スタッフあっての、皆さんあってのYOUR SONG IS GOODでございます。楽しんでいってください!」と客席に挨拶。そしてオープニングSEに乗せてビームスとのコラボで制作されたバンドオリジナルのアロハを着用したメンバーが登場すると、「待ってました」とばかりに客席から盛大な歓声がステージに寄せられた。

バンドにとって9年ぶりとなる野音ワンマンのオープニングを飾ったのは「Cruise」。野音の場内に、心地よいサウンドがゆっくりと広がっていく。2曲目の「Pineapple Power」では一転、松井とタナカ“ズィーレイ”レイジ(Dr)によるエネルギッシュなリズムの応酬やサイトウ“JxJx”ジュン(Organ, Vo)によるコール&レスポンスに観客が大いに沸きあがる。そしてユアソンきってのキラーチューン「Super Soul Meetin'」が披露されると早くも場内は爆発的な盛り上がりを見せた。

序盤から中盤にかけては、「RELAXIN’」や「PAPA'S GROOVE」といった初期曲や、ライブではひさびさの披露となる「MOVE OR DIE」、そして正式初音源である7inchアナログ「BIG STOMACH, BIG MOUTH」の表題曲などバンドの歴史を感じさせる貴重な楽曲が、いずれも現在のバンドのムードに合ったリアレンジバージョンで次々と演奏された。スウィートな「Palm Tree」で場内を一旦チルアウトさせると、ユアソンは「HOT GRAPEFRUIT」に続けてヨシザワ“モーリス”マサトモ(G)が手がけた新曲を初披露。「最高の天候いただきました!」というJxJxのMCを挟んだ「Walkin' Walkin'」では、ダブワイズされたメロウなサウンドが夕暮れどきの野音の風景に絶妙にマッチしていた。続く「あいつによろしく」ではハンドマイクでJxJxが熱唱。一言一言を噛みしめるようにして歌う彼のソウルフルな歌声が会場に響く。そして第1部のラストで9分強の長尺ナンバー「Wave」が演奏されると、場内のあちこちでは、すっかり酔いが回った観客たちが気持ちよさそうに体を揺らしていた。

高橋一(思い出野郎Aチーム)や浜野謙太(在日ファンク)らがDJで場内を盛り上げたのち第2部は「2,4,6,6,1,64 Number」でスタート。スリリングな展開が魅力の「Mood Mood」、高速ブーガルーチューン「Boogaloo Super Express」といった楽曲が立て続けに繰り出されると場内のテンションは再び上昇していく。「ここからいざなう感じで行きたいと思います」というJxJxの言葉を合図に演奏がスタートした「A Short Vacation」以降は、VJの上山が手がけるビジュアルがステージ後方の壁面に投影され、それぞれの楽曲の世界観をカラフルに彩っていた。「Double Sider」や「Nettai Boy」などラテン色の強い楽曲で会場をひとしきり盛り上げると、ユアソンは別れの挨拶を兼ねて「GOOD BYE」を演奏。最後は「On」「The Cosmos」といった長尺ナンバーを続けて披露し、壮大かつドラマチックなサウンドスケープを紡ぎ本編の幕を下ろした。

盛大なアンコールに応えて登場したユアソンは、人気曲である歌モノ「The Love Song」を披露。穏やかなロックステディの調べに乗せて届けられるJxJxの優しいボーカルに観客はじっと耳を傾けていた。最後はアッパーなショートチューン「The Outro」が晴れやかに届けられ、20周年ワンマンはユアソンらしく賑やかな雰囲気でフィナーレを迎えた。

■ YOUR SONG IS GOOD presents "SOFT LANDING" - 20th Anniversary Oneman Live Show at 日比谷野外大音楽堂 - 2019年4月21日 日比谷野外大音楽堂 セットリスト




01. Cruise
02. Pineapple Power
03. Super Soul Meetin'
04. RELAXIN’
05. PAPA'S GROOVE
06. Up! Up!
07. MOVE OR DIE
08. BIG STOMACH, BIG MOUTH
09. Palm Tree
10. HOT GRAPEFRUIT
11. 新曲
12. Walkin' Walkin'
13. あいつによろしく
14. Waves
15. 2,4,6,6,1,64 Number
16. Mood Mood
17. Boogaloo Super Express
18. A Short Vacation
19. Motion
20. Double Sider
21. Nettai Boy
22. Good Bye
23. On
24. The Cosmos
<アンコール>
25. The Love Song
26. The Outro

※高城晶平の「高」ははしご高が正式表記。

最終更新:4/24(水) 18:46
音楽ナタリー

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