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2018年度トップ10は7台が軽自動車。輸入車は11ブランドが過去最高に【マーケット概況・3月】

4/24(水) 11:05配信

carview!

3月単月はマイナスも、年度では3年連続のプラスへ

年度末の最需要期を迎え、台数増が見込まれた3月の国内新車マーケット。その実際の状況はどうだったのか。日本自動車販売協会連合会(自販連)、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)、日本自動車輸入組合(JAIA)が発表したデータから見ていこう。

>>各カテゴリランキング表<<

まず乗用車、貨物車、軽自動車も含めた3月の新車登録台数は64万0811台に達し、前月から大幅に上昇(約34%増)したものの、前年比では4%減と3ヶ月ぶりのマイナスとなった。このところ販売をけん引していた3ナンバー乗用車(-5.6%)と、軽乗用車(-4.6%)がともにマイナスとなったのが響いた。

一方、2018年度(18年4月~19年3月)の累計台数は、前年比1.2%増の525万9587台となり、3連連続でプラス成長を果たした。登録車は微減したが、軽自動車が3.4%増と伸長し、全体の成長を支えたかたちだ。なお2018年度の国内ブランド全体に占める軽自動車のシェアは36.6%と高水準を維持している。

UX投入のレクサスが7ヶ月ぶりのプラス成長を達成

乗用車(軽乗用車含む)のブランド別では、ダイハツとスズキ、レクサスの3ブランドが前年実績を上回った。ダイハツは主力の軽乗用車が前年比0.3%減とわずかに下回ったが、小型乗用車(5ナンバー車)が63%増と大きく伸びて、全体をプラスに引き上げた。「トール」(前年比56%増)と「ブーン」(同86%増)の好調が効いた。

一方、スズキは軽乗用車が0.3%増と微増し、小型乗用車は13%増を達成した結果、全体で2.2%のプラスとなった。販売をけん引したのは「スイフト」や「ジムニーワゴン」。なかでもジムニーワゴンは1238%増と伸び率が大きい。

このところ前年割れが続いていたレクサスは、7ヶ月ぶりにプラス成長を達成した。販売を支えたのは新型コンパクトクロスオーバーの「UX」。UXは、ガソリンとハイブリッド車が設定されるが、その比率は12:88でハイブリッドが大多数を占めている。一方、トヨタブランドは1.6%減のマイナスに。約半数を占める小型乗用車が3.5%減と落ち込んだのが全体の販売に響いた。

ホンダは前年比9.6%減のマイナスに。新型「CR-V」や「インサイト」の登場で普通乗用車は3.7%増と好調だったが、小型乗用車と軽乗用車が前年実績を割り込んだ。日産は新型「デイズ」の登場で軽はまずまずだったが、普通・小型乗用車が2ケタ減を喫し、全体で15%減と落ち込みが大きかった。新型車効果が一巡した「ノート」や「セレナ」が緩やかな右肩下がりとなったのが響いたが、これらは総体的には人気は高く、ランキングで上位につけている。

マツダも前年比19.6%減と前年実績を大きく下回ってしまった。販売の主力である普通乗用車が22.2%減と落ち込んだのが大きな理由だが、前年はこの時期に「CX-5」が改良直後で台数を拡大していたため、その反動で落ち込みが目立つ格好となった。

スバルは、前年比8.5%減と落ちこんだが、前月に比べるとマイナス幅は縮小している。「フォレスター」が健闘したためだ。スバルは今年中に新型「レガシィ」/「アウトバック」も投入する見込みで、今後盛り返しそうな気配はある。

三菱は、前月プラスだったが、3月はマイナスに転じてしまった。こちらも前年3月が「エクリプス クロス」のデビュー月だったため、その反動によるところが大きい。また三菱は新型「デリカD:5」のセールスが好調で、そちらは前年比182%の大幅増を達成している。

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最終更新:4/24(水) 11:05
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