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森永卓郎・康平父子と田中秀臣氏が語り合う”平成経済”、そして令和の時代に必要なこととは

4/24(水) 14:37配信

AbemaTIMES

■令和の時代に必要なこととは?

 では、そんな平成の時代の教訓を令和の時代にどう生かしていけばよいのだろうか。

 森永康平氏は「決断」をキーワードとして挙げる。「たまたま元号が変わるタイミングだが、米中貿易摩擦に始まる覇権争いだとか、欧州圏の変化など、世界的にも時代の変化に差し掛かっているタイミングだと思う。だからこそ“ベーシックインカムを導入しよう“とか、“完全に格差を広げる前提で、市場原理主義でいこう“など、どういう方向に舵を切るのか決断しなければならない。いつも議論だけして結論を出さない。これが30年の体たらくを生んでいる。僕は格差を広げることが大事だとは全く思っていないが、持っている人から取る、という政策はうまくいかないので、どちらかといえばバリバリ競争する社会になればいいと考えている」。

 森永卓郎氏は「1億総アーティスト」だと言う。「当然ベーシックインカムは入れるべきだが、令和の時代には、仕事は人工知能とロボットがやるようになる。そこで日本国民は全員がアーティストになる、それが日本経済の向かうべき方向だ。私自身も昨年から農業を始め、童話作家も始めた。去年は歌人になろうとした。うちのゼミを卒業してお笑い芸人になった学生が3人いるが、全員が年収10万円に達していない。それでもすごくハッピーだ。イタリアはそうやって国を運営している。そうう“日本人ラテン化計画“を金融緩和と同時に行おう」と訴えた。

 これに対し、今イタリアに娘が留学しているという田中氏は「イタリアは緊縮主義で全然ダメだ。元気がなくて、“ケセラセラ“なんてとんでもない。森永さんの話は幻想だ。そこで森永(卓郎)さんが日銀総裁になり。そのニュースが流れた段階で、もうインフレ目標を軽く突破するだろうし、お金を1億人にばらまけばいい。僕が日銀総裁になればハイパーインフレが起きるが、森永さんなら100%くらいに抑えられるのではないか」と語りかけた。これに対し森永卓郎氏は「かつて私が採用した新入社員が日銀の審議委員になっているので、もう第一歩を踏み込んでいる」と応じ、「私が日銀総裁になったら、思いっきり国債を出してもらい、全部買い取り、一気に金融緩和を進める。今、民主党政権末期くらいまで資金供給の伸びを絞っている。国債を買う弾がない。いま日本に必要なのは財政赤字だ。だから、政府と結託してまず消費税をどんと下げる。できればゼロにする。今10%に上げるととんでもないことになる」と持論を展開していた。

 箕輪氏は「この議論を見ている30代ぐらいまでの人は、景気がどうこう言うのはやめた方が良いと思う。もちろん大事なことだし、政府は対策をすべきだが、それとは関係なく、個人としてどんな世の中であろうと生きていける力をつけることが必要だと思う。これだけグローバル化して色々な壁が融けていく中で“日本の景気が“とか“消費税が“とか言う人にならず、自分が本当にいいと思うことにそれぞれが“熱狂“していくこと。その中で自分の力を100%以上出し切った先に色々なものがあると思う」との考えを示していた。

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最終更新:4/24(水) 14:37
AbemaTIMES

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