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SPRING、成田-寧波就航 新デザイン機で初便

4/25(木) 11:58配信

Aviation Wire

 SPRING(春秋航空日本、SJO/IJ)は4月25日、成田-寧波線の運航を開始した。成田早朝発便に適用される割引を活用し、週4往復運航する。寧波線は同社5路線目の国際線となる。また、25日の初便から新デザイン機(ボーイング737-800型機、登録記号JA06GR)の運航を開始した。

 同路線は火曜と木曜、金曜、日曜の週4往復で、737-800(1クラス189席)で運航する。運航スケジュールは寧波行きIJ101便が成田を午前8時30分に出発し、午前10時50分着。成田行きIJ102便は午前11時50分に寧波を出発して、午後3時50分に到着する。

 寧波行きIJ101便初便が出発した成田空港第3ターミナル150A番搭乗口では、就航記念式典を開催。SPRINGの樫原利幸社長は「成田と中国の往来を活発化させる」と述べ、日中の友好関係強化につなげる意向を示した。

 出発初便となった寧波行きIJ101便は、184人(うち幼児0人)が利用。利用客にはガイドブックなどの記念品をプレゼントした。同便は午前8時30分ごろに出発し、放水アーチに見送られて寧波へ向かった。

 初便には、10日から導入を開始した新ブランド名を「SPRING(スプリング)」をデザインした機体を投入。現在6機保有する737のうち新デザインを施したのは1機で、同便で運航を開始した。新デザインは機体のほか、チェックインカウンターなどにも順次導入し、親会社の春秋航空(CQH/9C)とのブランド統一を進める。

 成田-寧波線は、成田空港を運営する成田国際空港会社(NAA)が4月1日から導入した航空会社への新規就航インセンティブ制度「朝発ボーナス」の国際線適用第1号。朝発ボーナスは、国際線の場合は午前6時から午前8時59分発、国内線は午前6時から午前7時59分発の新規就航便を対象にした着陸料の割引制度で、成田として新規路線であれば3年間無料、航空会社として新路線であれば3年間半額にする。

 2014年8月1日に就航したSPRINGは、体制の立て直しを進めており、社長には日本航空(JAL/JL、9201)のパイロット出身の樫原氏が2018年3月に就任した。6月からはJALと整備子会社JALエンジニアリング(JALEC)へ航空機の管理を含む包括的な整備業務委託を始めており、2019-2021年度の中期事業計画では最終年度で黒字化を目指す。

 寧波は上海近郊にある浙江省の副省級市で、同省の経済中心地。人口約820万人の港湾都市で、唐や宋、明、清の時代に中国の海外貿易の玄関口として栄えた。室町時代の「日明貿易」も寧波が中心となり、歴史的な名所も数多くある。飛鳥時代の遣唐使が、中国大陸で初めて上陸した場所としても知られている。

Yusuke KOHASE

最終更新:4/25(木) 11:58
Aviation Wire

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