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今年のメルセデスF1はダウンフォースが大きいのが強み……その反面、ライバルを追う際に大きな影響を受ける?

4/25(木) 12:05配信

motorsport.com 日本版

 メルセデスのバルテリ・ボッタスは、オーバーテイクしやすいようにレギュレーションが変更されたものの、依然として追い抜きは難しく、特に大きなダウンフォースを発生するメルセデスのマシンには、大きな影響が及ぶと語る。

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 ボッタスはF1中国GPをポールポジションからスタートした。しかし、ホイールスピンを犯してしまい、2番手からスタートしたチームメイトのルイス・ハミルトンに先行される。ボッタスはその後ハミルトンを追ったが、結局オーバーテイクを仕掛けることができなかった。

 ボッタスはこの時のことを振り返り、他のマシンの後ろに詰まってしまった際には、依然として大きな影響があると感じたと語る。

「3~4秒遅れたとしても、マシンが横滑りしてしまう。それによって、タイヤはオーバーヒートしてしまうんだ。そうなると、かなり難しいことになる」

 ボッタスはそう語った。

「でもそれは、F1では長いこと続いてきた形だ。先行しているマシンは、少しだけコントロール下に置くことができる。それは常に、ある意味でより楽な形なんだ」

 前が開けた状況の優位性を語るボッタス。しかしその一方で彼は、昨年までに比べれば、前のマシンに近付くのが少し楽になったと考えている。

「少し良くなったと思う」

 そうボッタスは言う。

「前のマシンを追っている時、マシンはおかしな動きをしない。それは良いことだ。ただダウンフォースが失われるだけだ」

「去年まではもう少し乱流を感じ、それがマシンを動かしていた。その点では、少し安定するようになった。それでも、グリップとダウンフォースは少し失われている」

「去年よりもダウンフォースは大きくなっている。ウイングを機能させるための空気がなければ、グリップを失ってしまうからね」

 ボッタス曰く、メルセデスの今季マシンW10は、ダウンフォースに頼る部分が多いクルマだと言う。そのため、前にマシンがいた時には、ライバルチームのマシンよりも大きな影響を受けることになるかもしれないと認めた。

「僕は他のマシンに乗ったことがないので、それがどんな感じなのか分からない。でも、僕らは中国ではコーナーで強さを発揮することができたから、良いレベルのダウンフォースを持っているように感じる」

「それが密接に関係していると思う。ダウンフォースが大きければ大きいほど、他のマシンの後ろについて走る時には、ダウンフォースを失う割合が大きくなり、ラップタイムに与える影響も大きくなるはずだ」

Adam Cooper

最終更新:4/25(木) 12:05
motorsport.com 日本版

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