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伊藤美誠でも超えられず 日本女子単VS中国24年勝てず

4/25(木) 6:13配信

スポーツ報知

◆卓球 世界選手権個人戦第4日 ▽女子シングルス3回戦 孫穎莎4―1伊藤美誠(24日、ハンガリー・ブダペスト)

【写真】ウワサの名古屋の美人カットマン

 【24日=林直史】男女シングルス3回戦などが行われ、女子の伊藤美誠(18)=スターツ=は1―4で孫穎莎(中国)に敗れた。男子は水谷隼(29)=木下グループ=が鄭栄植(韓国)に3―4で惜敗。石川佳純(26)=全農=、張本智和(15)=木下グループ=らは勝ち上がった。混合ダブルスは前回王者の吉村真晴(25)=名古屋ダイハツ=、石川組と森薗政崇(24)=岡山リベッツ=、伊藤組が8強入り。23日は男子ダブルス2回戦で前回銀の森薗、大島祐哉(25)=木下グループ=が敗れた。

 伊藤の日本女子50年ぶりの金メダルへの挑戦は、道半ばで終わった。前陣での激しい打ち合いでやや押され、変化をつけたボールに対しては台から距離を取られ、強打で返された。第4ゲームは回り込んでからの鋭いフォアハンドで15―13と制した。3回戦とは思えないハイレベルな技術の応酬に会場は沸いたが、1―4での敗戦に厳しい表情でコートを引き揚げた。3回戦敗退は自己ワーストだ。

 孫は00年生まれの同い年。層の厚い中国では国際大会出場のチャンスが少なく世界ランクは29位だが、国内選考会でトップ選手を破って2位通過し、初の世界選手権出場を果たしたホープだった。過去の対戦も1勝1敗でいずれもフルゲームと互角。「同い年に負けられないし、自分の方が経験もある。孫選手が120%の力を出し切っても勝てるようにしたい」と気合を入れて臨んだが、日本勢では95年大会の佐藤利香以来となる、世界選手権同種目での中国勢からの勝利は果たせなかった。

 昨年は中国選手に12勝8敗と勝ち越し、スウェーデン・オープンで丁寧らトップ選手に3連勝すると中国メディアに“大魔王”と称された。だが、今大会は3種目に挑戦したことによる疲労や調整の難しさもあった。この日も混合ダブルス3回戦を快勝し、約1時間後の試合だった。3種目で「金3枚」を掲げた目標はかなわなかったが、独創的な卓球を磨き、1年後の五輪で借りを返す。

最終更新:4/25(木) 12:13
スポーツ報知

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