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クリノヤマトノオーなど、今週の主要調教馬場の時計/栗東トレセンニュース

4/25(木) 15:40配信

netkeiba.com

 今週の栗東は24日の水曜日が調教時間中に雨。粒は大きくないものの、なかなか降り止むことはなかった。午後からは曇り空になったが、夜になると再び雨。降水量としてはさほど多くないと思われるが、25日も曇り空での調教となった。

 ただ、気温に関してはこの時季としては高い。軽く運動をすると汗ばむような感じで、このあたりは湿度の高さも影響しているかも知れない。汗をかくのは人も馬も同じなので、レース当日の馬体重がベストよりも10キロ、20キロ重いともなれば、まだ代謝が良くないということかも知れない。

【坂路/4F51.9秒】
 4月24日。一番時計はエイシンスレイマン(栗東・西園正都厩舎)、他2頭の4F51.1秒。一番時計の数字としては決して速くないが、4F51秒台の頭数は先週とほぼ同じ。よって、馬場差も同じと考えてよいだろう。

 天皇賞・春(4月28日・京都芝3200m)の最終追い切りを行ったのが、矢作芳人厩舎のチェスナットコートとカフジプリンス。先行していたチェスナットが残り2F地点で後ろを待つ余裕があったものの、カフジのエンジンがかかると立場は逆転。ゴール前では完全にカフジ優勢で先着という内容になったが、前走阪神大賞典2着の勢いは継続している。

 4月25日。新潟大賞典が月曜開催の4月29日ということもあり、その最終追い切りは木曜に行った陣営も多い。ブラックスピネル(栗東・音無秀孝厩舎)もそのうちの1頭だが、セネッティとの併せ馬。テンから13秒台のラップを踏み、2F目には12秒台。最後までそのスピードを持続するかと思われたが、最後は失速気味の13.0秒。前日よりも走りやすかったと思われる馬場状態を考慮すると少し物足りない。

 ちなみに一番時計は4F49.3秒のリナーテ(栗東・須貝尚介厩舎)。4F49秒台がもう1頭、4F50秒台が5頭もいたので、時計の出方は前日よりも遥かに速い。これはCコースでも同じ現象があるので、雨で適度な締まりがあるウッドチップになったということだろう。

 先週の馬場差は「±0.0秒」。24日に関しては、先週とほぼ同じなので『±0.0秒』の馬場差でよいだろう。25日は文中にも記したように、雨の影響で締まりがあって時計が出やすい。よって、馬場差は『-0.5秒』で記録している。

【CW/5F66.0秒】
 4月24日。馬場状態としては先週とほぼ変わりなし。前半から飛ばしていくと最後はきっちり失速するラップになっているし、動き自体が目立っている馬場はそれに伴って、速い時計も出ている。ほぼ基準通りの馬場状態といってよいだろう。

 4月25日。前日から一転して、かなり速い時計が出る馬場。ミラクルユニバンス(栗東・村山明厩舎)は調教時間のちょうど中間だったが、単走で6F78.1秒。いくら小崎稜也騎手が跨って、馬場の真ん中あたりを通ったとはいえ、ここまで速い時計が出ているようには見えなかった。

 走りやすい馬場状態もあったが、朝一番で動きが目立ったのは、新潟大賞典の最終追い切りだったクリノヤマトノオー(栗東・高橋義忠厩舎)。和田竜二騎手が跨って、3コーナーから入って、4Fの追い切りだったが、なかなかのスピード感で、時計は4F50.9~3F37.3~1F11.7秒。今回は菊花賞以来の重賞挑戦となるが、当時とは全く違った状況でチャンス十分といった感じがする。

 先週の馬場差が「-0.2秒」。今週の馬場差は24日は先週と同じ『-0.2秒』でよい。ただ、25日に関しては、かなり時計が出やすい状態になっているので『-1.5秒』で記録している。

【DP/5F64.5秒・D芝/5F63.0秒】
 今週の芝馬場は24日に藤原英昭厩舎、友道康夫厩舎の追い切りを確認。小雨が降っていたが、馬場状態としては先週と変わりないので、馬場差も先週と同じ『-0.5秒』で記録している。

 ポリトラック馬場での追い切り頭数は先週よりも少なくなっているが、天皇賞・春の最終追い切りでパフォーマプロミス(栗東・藤原英昭厩舎)が使用するなど、それなりに盛り上がりを見せている。馬場状態としては先週までと変わらず。よって、馬場差に関しては、24日、25日とも『+0.0秒』で記録している。

※調教馬場横の数字は基準時計。この数字以下の時計であれば、標準より速い時計と判断してよい。

(取材・文:井内利彰)

最終更新:4/25(木) 15:43
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