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【巨人】坂本勇6号3ラン、16年4月以来の4月6発量産土台作った春季キャンプ

4/25(木) 6:06配信

スポーツ報知

◆ヤクルト2―7巨人(24日・神宮)

 ボールを叩き潰すかのような破壊音が、神宮の夜空に鳴り響いた。右中間に吸い込まれていく打球を見つめながら、坂本勇はゆっくりダイヤモンドを一周した。1点リードの2回1死一、三塁。2ボールからブキャナンの高めカットボールを仕留め6号3ランを放った。「いい感じで捉えられた」。これで開幕戦からの連続出塁も21に伸ばした。

 ルーキーへの最高の援護にもなった。直前には9番・高橋が1死二、三塁から三塁への内野安打で先取点をもたらしていた。それだけに「ああやってつないでくれたので、気持ち的にもいい感じで入れました」。ドラ1左腕を走らせることなく、勇人がゆっくりと本塁へかえしてみせた。

 これで4月だけで6本塁打目。月間6本以上は23本塁打をマークした16年4月以来で、通算では5度目だ。今季目標に25本塁打を公言している中、アーチを量産しているが、その土台は春季キャンプから作ってきた。

 1クール中、居残りでマシン打撃を行った日は必ずのようにティースタンドを使い、置かれたボールに対して“マン振り”を繰り返した。「これは今年からやっている。強く振る意識を植え付けないと」。今年の12月で31歳を迎えるが、向上心は衰えることがない。

 自身のレベルアップに励みながらも、主将としてチームの成長にも手応えをつかんでいた。キャンプでの実戦、オープン戦では、若手が少ない出場機会の中で目の色を変えて必死にプレーする姿があった。チームが強くなるためには若手の成長は必要不可欠―。だからこそ、貪欲な姿勢が勇人の心を奮わせていた。

 「みんなが考えて、個性を出して野球をやっているなって思っていた。後から出る選手が『俺はレギュラーじゃないから』というふうにプレーしている感じもなかったし、そういう姿は僕ら中堅、ベテランにとっても刺激になる。チームとしてもいいことですよね」

 前カードの阪神戦で山本、石川、重信、増田大といったメンバーが限られたチャンスで存在感を放ち、同一カード3連勝。その勢いのままに突入した首位攻防戦でもヤクルトに連勝し、貯金は今季最多の7だ。「チーム全員で攻撃出来ているのでいいかなと思います」。背番号6を中心にチーム一丸で戦い、まだまだ連勝を伸ばしていく。(後藤 亮太)

最終更新:4/26(金) 16:18
スポーツ報知

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