ここから本文です

僕がアフリカのウガンダで現地の友人とYouTubeを始めたわけ

4/25(木) 15:07配信

DANRO

フリーランスの国際協力師としてウガンダにやって来てから、1カ月以上が経った。

国際協力の活動は、これまで国際機関やNGOといった組織に所属しながら実践するものとされてきた。だからこそ、フリーランスとして働く上で、資金面や安全面など限界を感じることもあるが、同時に「新しい国際協力」を追求するワクワクも感じている。

【動画】アフリカはなぜ発展しない? 現地で聞いてみた

先月から僕は、ウガンダの友人とともにYouTubeを使った情報発信を始めた。まだ再生回数も少ないし、人によっては「なんの意味があるの?」と疑問に思う人もいるかもしれない。

でも、僕が動画を使って現地の人間と一緒に声をあげようと思ったのにはワケがある。(原貫太)

ウガンダ人パートナー、サイラスとの出会い

僕は今、フリーランスとして仕事をしているが、ウガンダで活動する時は現地人パートナーのサイラス・ロゼロと一緒に動くようにしている。

サイラスとは国連関係の仕事をしていた日本人Aさんの紹介で出会った。Facebookを使って1年ほどコミュニケーションを取り続け、昨年12月頃に初めて会った。

「性格も考え方も日本人に近く、彼なら信用できるよ」。最初にこう言われた時、正直簡単には信じられなかった。しかし、仕事のパートナーとして一緒に働く中で、真剣にウガンダの将来を考え、課題解決に取り組んでいる姿を目の当たりにした。

頑張っている現地人はたくさんいる

サイラスはウガンダのローカルNGOで代表を務めている。活動規模はかなり小さいし、資金も決して潤沢とは言えない。それでも彼らはウガンダ人として、自分の国や地域のことを真剣に考えているし、あたりまえだが、日本人の僕なんかよりよほどウガンダの問題に詳しい。

例えば彼はこれまでの約2年間、ウガンダ各地で「MUCA」(Make Uganda Clean Again)という公衆衛生プロジェクトに携わってきた。

ウガンダでは公衆衛生の啓発が大きな課題だ。土に還るまで500年かかるとも言われるペットボトルを平気で道端に捨てたり、有毒ガスが出ることも知らず他のゴミと一緒に燃やしている。

雨が降ればゴミの周りには汚水が溜まり、蚊が発生する。蚊が増えればマラリアにかかる危険性も高まり、5歳の誕生日を迎えられず亡くなる子どももいる。

サイラスはウガンダの公衆衛生環境を改善するため、各地の小学校をまわって清掃活動や手洗い指導を続けてきた。学内に「MUCAクラブ」と呼ばれる生徒主体のチームを結成し、最終的にはサイラスらがいなくなった後も、彼らだけでプロジェクトが回る仕組みを作っている。

わざわざ日本のNGOがアフリカまで行き、ゼロから新しいプロジェクトを立ち上げなくても、すでに現地人だけで頑張って活動している団体は存在する。だから、まずは彼らと一緒に働く道を模索するべきではないか。

彼と一緒に仕事をする中で、そんな気づきが芽生えた。

1/2ページ

最終更新:4/25(木) 15:07
DANRO

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事