ここから本文です

消失した可能性、猿払沖の小島 干潮時の岩場をドローン撮影

4/25(木) 6:04配信

北海道新聞

1管本部は5月20から調査

 【小樽、猿払】第1管区海上保安本部(小樽)は24日、消失した可能性のある宗谷管内猿払村沖の「エサンベ鼻北小島」付近で5月20~24日に測量などの調査を行うと発表した。北海道新聞は23日、ドローンを飛ばし、同島とみられる岩礁を撮影した。

<ドローン空撮>海面にわずかな岩場確認 エサンベ鼻北小島

 5月の調査で1管本部は民間の作業船を使い、同島の高さなどを測る。7月ごろに結果がまとまる見通し。新田慎二本部長は24日の記者会見で「しっかり状況を確認したい」と述べた。

 23日の撮影では干潮に合わせ、緯度経度情報を参考に同村沖約500メートルでドローンを飛行させ、長さ数十メートルの岩礁を確認、数カ所が海面から出ているように見えた。1管本部の1987年の測量では平均海面から高さが1・4メートルあったが、同日に確認できたのは1メートル未満とみられる。

水没していなければ領海範囲の基点に

 国連海洋法条約では、北海道から12カイリ(約22キロ)以内にある同島が低潮時に水没していなければ、領海の範囲を決める基点となる。島が消失していた場合、領海が狭まる可能性がある。

 同島は測量結果を基に海図などに記されているが、昨年11月に1管本部が航空機から目視した際は確認できなかったという。地元住民らからも昨年10月、確認できないという情報が1管本部に寄せられていた。

最終更新:4/25(木) 6:04
北海道新聞

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事