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絶対痩せる…1日1食ダイエットに潜むワナ

4/25(木) 8:00配信

テレ東プラス

今回、「主治医の小部屋」に寄せられた健康相談は、さまざまな情報があふれている「ダイエット」について。同番組のレギュラー・南雲吉則医師にお答えいただきました。

Q:20代のOLです。いつも母親から3食きちんと取りなさいと言われますが、カロリーが気になります。雑誌で1日1食にしてその代わり何でも好きなものを食べていいという食事法を見たのですが、ダイエットに効果的でしょうか。
また同僚と話すと、空腹時は燃焼しやすく痩せるという人もいます。運動をするなら空腹時に行うほうがよいというのは本当でしょうか。

―― ダイエットする場合、カロリーのことを考えてしまう人は多いと思います。

「この相談者もカロリーを気にしているようですが、1g当たりのカロリーを見ると、糖質は4kcal、蛋白質も4kcal、それに対して脂質は9kcalと倍以上の熱量になります。でも、カロリーが高い脂質を取ると太るのかというと、そうではありません。太る原因は糖質です。まず、糖質(炭水化物)を食べると血糖値が上がり、膵臓からインスリンというホルモンが分泌されます。これに反応して、脂肪細胞の表面にある糖輸送体(グルコーストランスポーター)が余分な糖質を脂肪細胞の中に押し込み、脂肪に変えて蓄えます。だから糖質は太るんですね。

逆に、脂質だけを取っても血糖値は上がりません。脂質を取ると血糖値を上げるグルカゴンというホルモンが膵臓から分泌され、脂肪の中にあるグルカゴンに感受性を持った脂肪分解酵素が働き、脂肪を分解して栄養素として血中に放出し始めるんですね。つまり、カロリーの高い脂質を取ったときが一番痩せやすいといことが最近わかってきたのです。

そもそもカロリーとは、カロリーメーターという断熱材に覆われた箱の中で物を燃やしたときに生じる熱量のこと。メラメラとよく燃える(カロリーの高い)紙を食べても消化吸収できないように、カロリー=太るは間違った考え方ということになります。太るかどうかはカロリーではなく、何を食べたかによって決まるということですね」

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最終更新:4/25(木) 8:00
テレ東プラス

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