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日韓関係改善のカギは…? 韓国で体感した“政治”と“世間”の温度差

4/25(木) 22:32配信

TOKYO MX

TOKYO MX(地上波9ch)朝のニュース生番組「モーニングCROSS」(毎週月~金曜7:00~)。4月15日(月)の放送では、首脳会談の見送りを検討するなど、冷え込む日韓関係の改善について意見を交わしました。

◆日韓首脳会談の見送りを検討

安倍総理は6月に大阪で開かれるG20首脳会合の際、韓国の文在寅大統領との個別の首脳会談を見送る方向で検討に入りました。複数の政府関係者によると、韓国人元徴用工の対日賠償請求問題などを踏まえ「文大統領に冷え込んだ日韓関係を改善する意思が感じられず、建設的な対話が見込めない」との判断に傾いたとのことです。

ここ半年の間でも、さまざまな問題が起きています。2018年10月に、韓国大法院が、元徴用工への損害賠償命令を出しました。12月には韓国海軍の駆逐艦が自衛隊機にレーダーを照射。2019年2月には、文喜相国会議長が「天皇陛下に謝罪を求める」と発言。そして今月、韓国の水産物輸入規制について、WTOで逆転敗訴しました。

関係は冷え込む一方となっていますが、経済ジャーナリストの磯山友幸さんはこう断言します。

「民間レベルでは決して冷え込んではいない」

若い人を中心に韓国への旅行者も多く、韓国から日本への観光客もたくさんいます。磯山さんは「だから政治的にギクシャクしているのは残念。今のタイミングで、政治で改善するのは難しい。もっと民間の交流を働きかける人が、たくさん出てくると良いと思う」と提言しました。

◆根本は歴史認識の差

つい最近に韓国へ行き、同世代の若い起業家たちと話し合う機会があったというmanma代表で慶應義塾大学院生の新居日南恵さんは、特に印象に残ったことをこう話します。

「歴史に対する認識、こだわりの強さは、日本人と韓国人で大きく違う」

◆「個人で理解を深めあうこと」

たとえば現代の日本人は、アメリカの原爆に対してでさえ「そんなこともあったよね」という受け止め方ですが「韓国の人たちは『自分たちは常に何も悪いことをしていないのに、いろんな国から攻められてきた』という憤りを強く口にしていた」といいます。そうした歴史認識に対する温度差が、問題の根本にありそうです。
 
その一方で新居さんは「日本の女の子たちに韓国メイクが流行っていたり、文化的な交流はすごくある」と指摘。「お互い文化に関心を持っているのに、韓国の子たちは『個人単位で初めて日本人と話した』と言っていましたし、個人で理解を深め合うことが、きっかけになると思います」と、草の根での交流に関係改善の希望を託しました。

最終更新:4/25(木) 22:32
TOKYO MX

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