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森保監督御前で決勝弾の邦本宜裕、韓国紙は東京五輪出場に太鼓判「構想に入る可能性は十分」

4/25(木) 13:01配信

GOAL

韓国の慶南FCでプレーするFW邦本宜裕が、24日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(AFC)グループステージ第4節の鹿島アントラーズ戦で決勝ゴールをマークした。韓国メディアは、邦本の活躍を称賛するとともに「日本が放棄した才能」と表現した。

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グループ無敗で首位に立つ鹿島が、ホームに慶南を迎えた一戦。2週間前の対戦では、鹿島が計5ゴールが生まれる打ち合いを制したが、今回は1点を争う締まったゲームとなった。

試合はスコアレスで迎えた63分、慶南が右サイドからクロスを上げると、ファーサイドに流れたボールに邦本が反応。押し込んで先制に成功した。鹿島は必死の反撃を試みたが、1点が遠く、0-1で敗れて今季ACL初黒星を喫した。

韓国紙『スポーツソウル』は、アジア王者を撃破した一戦について「邦本のための試合だった」と表現。「Kリーグで見た姿のままであった。邦本は日本人が見守る前で自分の技量を十分に発揮した。特有の鋭いドリブルと仲間を活用するプレーで鹿島守備を揺さぶった」と評価した。

邦本は浦和レッズに所属していた2013年、16歳でクラブ最年少出場を果たし、スーパーゴールを決める鮮烈デビューを飾ったが、15年にアビスパ福岡へ加入。しかし、17年に秩序風紀を乱したとして契約を解除されていた。

その後約7カ月無所属状態が続き、一時は引退の危機にも瀕した。それでも18年1月に慶南へ加入。活躍の舞台を韓国に移して心機一転、リスタートした。同紙は邦本の日本でのキャリアは「大変な時期だった」と表現している。

「問題は精神力だった。邦本はチームメイトと衝突したり、暴行事件に巻き込まれたりもした。自己管理に失敗し、浦和と福岡で大変な時期を送った。プロサッカー選手になるうえでの資質が足りないという評価を受けた」

一方で同紙は、邦本が慶南のキム・ジョンブ監督によって完全復活を果たしたと評価。リーグでの躍進に大きく貢献したと賛辞を送る。

「キム監督は、広い心とリーダーシップで邦本の心をつかんだ。邦本も自分を信じてくれる指導者に報いる形でフィットした。昨年のKリーグでは35試合に出場し、5得点2アシストを記録。慶南を2位に導いた。邦本がプロデビュー以来、最も多くの試合に出たシーズンでもあった」

アウェイ鹿島戦での決勝弾により「邦本は日本のお茶の間で主人公となった。試合後、感激した邦本は熱い涙を流した。自分をあきらめていた祖国の前で堂々と復活を宣言した」と続けた。

この一戦には日本代表と東京五輪代表を兼任する森保一監督も視察に訪れた。同紙は「邦本が1997年生まれで、翌年に東京で開催されるオリンピックの選出対象である」ことを挙げ、「邦本が優れた活躍を見せることができれば、森保監督の構想に入る可能性は十分にある」と期待感を示した。

邦本は以前、自身のインスタグラム(@kunimoto_official)で、「今一番自分が目指している場所!代表のユニホームを来て国を背負って戦う日が来ることを信じて今現在一つ一つ真面目に謙虚にやっていきます!応援よろしくお願いします!」と、東京五輪を目標にしていると綴っていた。韓国の地で飛躍を遂げる21歳は、果たして東京五輪出場という夢を叶えることはできるのだろうか。

最終更新:4/25(木) 13:01
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