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ピーチ、札幌-ソウル就航 初の日系参入

4/26(金) 9:45配信

Aviation Wire

 ピーチ・アビエーション(APJ/MM)は4月25日、札幌(新千歳)-ソウル(仁川)線を開設した。同路線に就航する初の日系航空会社で、韓国の航空7社に続き、8社目として参入。ピーチが運航する札幌発着の国際線は、2017年9月24日に開設した台北(桃園)線に次いで2路線目となった。

【ピーチの札幌-ソウル線初便】

◆台北に続き2路線目

 機材はエアバスA320型機(1クラス180席)で、1日1往復運航する。運航スケジュールは、ソウル行きMM701便が札幌を午後10時に出発し、翌日午前1時10分着。札幌行きMM702便は午前2時40分にソウルを出発し、午前5時30分に到着する。ソウル発は翌26日が初便となる。

 札幌発初便の出発前には、64番搭乗口前で就航式典が開かれた。ピーチの井上慎一CEO(最高経営責任者)は、「ピーチは北海道を日本の北の玄関にしたい。これからも気軽な日常の足を目指す」と抱負を語った。

 初便となった25日の札幌発ソウル行きMM701便(A320、登録記号JA824P)は乗客173人(幼児1人含む)を乗せ、札幌を午後9時58分に出発した。搭乗口ではピーチの社員がハイタッチで乗客を見送り、路線と日付が入ったフライトタグやシールなどが記念品として手渡された。

 札幌-ソウル線を運航しているのは、ピーチの参入までは韓国の航空会社のみだった。フルサービス航空会社(FSC)は、大韓航空(KAL/KE)とアシアナ航空(AAR/OZ)の2社、LCCはチェジュ航空(JJA/7C)とイースター航空(ESR/ZE)、ティーウェイ航空(TWB/TW)、ジンエアー(JNA/LJ)、エアソウル(ASV/RS)の5社が乗り入れている。

 ピーチのソウル路線は、関西から1日4往復、那覇と羽田から1日1往復ずつ運航。札幌線は4路線目となる。札幌からの国際線は台北とソウルの2路線で、台北線は25日までは水曜と金曜、日曜の週3往復で運航、26日からは時間を変更し1日1往復に増便する。

◆初便は最新24号機

 初便に投入された機材は3月にピーチが受領したA320の24号機で、当初はバニラエア(VNL/JW)の16号機として発注されていた。シートの背もたれが15度倒れた状態で固定した「プレリクライニングシート」を日本を含む北東アジアのLCCで初採用し、従来のピーチ機にはない翼端の「シャークレット」を装備している。

 ピーチを傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)は、2019年度末をめどに同じく傘下のバニラとピーチを統合する。統合に伴い、バニラが運航するA320の一部をピーチ仕様に改修する。4月12日には改修初号機となるA320(旧登録記号JA04VA、現登録記号F-WHUE、MSN6257)が、マレーシアでの改修に向け成田を離れた。

 一方、2012年3月1日のピーチ就航初便から運航しているA320の初号機(登録記号JA801P)を5月3日に退役させる。最終便となる3日の福岡発関西行きMM158便には、初便を担当した機長と客室乗務員も乗務する。

Masahiro SATO

最終更新:4/26(金) 9:45
Aviation Wire

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