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松岡茉優、いつだって前のめり くやしさは原動力

4/26(金) 7:32配信

シネマトゥデイ

 2018年11月に行われた「第10回TAMA映画賞」の授賞式は、彼女のがむしゃらさが垣間見えた一幕だった。最優秀女優賞を獲得した松岡は、先輩女優・安藤サクラへの「くやしい」という思いを正直に告白した。「サクラさんにいつか追いつきたい、追い越したい」と熱っぽくスピーチしたが、そのことに触れると「暑苦しいですね、私」と苦笑い。「これまでも、くやしい思いをたくさんしてきました。でも誰かに対して“くやしい”と思うことは、とてもうれしくて、気持ちがいいことだと思うんです。くやしいと思うことは、3秒に1回くらいあります(笑)。自分の嫌なところにばかり目がいって、悶々と答えのないことを探し続けているときのほうがしんどいですね」とくやしさもパワーに変えている。

 必死に前に進む理由は、自分の携わる仕事が、誰かの心を動かすことができるものだと実感しているからだ。「お仕事には、責任が伴うもの。責任感を持ってお仕事をしたい」とまっすぐな瞳を見せ、「作品を受け取ってくださる方がいると思うと、とても力になるんです。私、舞台挨拶も大好きで。歌手やアイドルの方は応援してくださる方と会う機会があるかと思いますが、俳優にとってそういう場は少ないもの。作品が誰かのもとに届いて、誰かの心を動かしていると思うと、本当にうれしいです。そういった方の顔を見られる舞台挨拶は、一番好きなお仕事かもしれないです」としみじみと語る。燃えたぎる情熱が、彼女を内面からも輝かせている。高みを目指し続ける松岡茉優のこれからが、ますます楽しみになった。(取材・文:成田おり枝)

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最終更新:4/26(金) 12:47
シネマトゥデイ

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