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志願するも登板せず…阪神・藤浪に“二軍でもイップス”の懸念

4/26(金) 12:01配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 結局、マウンドに立つことはなかった。

 不調で二軍調整中の阪神・藤浪晋太郎(25)は、25日のソフトバンク二軍戦でも登板することなく、実戦復帰は30日からのオリックス戦以降に持ち越しとなった。

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 藤浪は3月12日の中日戦後に二軍降格して以降、復帰のタイミングを首脳陣から一任され、安藤二軍育成コーチが“お守り役”となって調整を続けてきた。ブルペン投球で手応えを掴んだことで、自ら志願する形で、23日からのソフトバンク3連戦で1イニングをめどに登板する予定だった。

 実際、試合中にブルペンで準備する姿もあったが、平田二軍監督は肩肘の故障などのアクシデントを否定した上で、今後の登板については「タイミングを見て」と話すにとどめている。さる阪神OBがこう言う。

「試合で投げるか投げないかは、藤浪の気持ち次第。この3連戦、明確な登板日は決まっていませんでした。首脳陣は藤浪が行けると言えば、マウンドに送り出すつもりだったというのです。藤浪はブルペンで準備をしたものの、自分自身で投げないと判断したことになります」

 藤浪は3連戦前に「マウンドに立てばいろいろと意識するでしょうけど」と言っていた。それ以前に、気持ちの面で試合で投げる状態には至っていない、ということになる。

 藤浪は2017年にヤクルト畠山に頭部死球を与えたことで制球難が酷くなり、特に右打者の内角をほとんど攻められなくなった。今年もキャンプ紅白戦から2度ぶつけ、2月24日の中日戦では右打者の木下に死球を与えた。3月2日のソフトバンク戦でリリーフ登板した際には、右打者の場面で相手ベンチが次々と左打者を代打へ送った。さらに同12日の中日戦では、中日がスタメンに左打者をズラリと並べた。それでも藤浪は亀沢に死球を与えるなど、4四死球、2暴投とボロボロだった。

「対戦相手とすれば、藤浪相手に右打者を立たせることは危険極まりないということでしょうが、藤浪本人もショックだったはず。死球のトラウマに拍車が掛かったとしても不思議ではない。今は投げたくても投げられないのではないか」

 と、古株のOBはみている。

 心のキズはとてつもなく深そうだ。

最終更新:4/26(金) 19:04
日刊ゲンダイDIGITAL

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