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エース菅野KO 巨人に“投壊ドミノ”危機

4/26(金) 16:31配信

東スポWeb

 原巨人の“勝負手”が出足からつまずいた。25日のヤクルト戦(神宮)で、今季初の中5日で臨んだエース・菅野智之(29)が自身初となる3者連続弾を浴びるなどまさかの4回途中7失点KO。チームの連勝も5でストップした。27日からの10連戦を見据え、今後も首脳陣は先発陣を続々と中5日で投入する方針だが、エース炎上の影響は必至。懸案の救援陣の不安も解消されておらず“G投ドミノ倒し”の可能性まで出てきた。

 マウンド上の菅野は、ただただぼうぜんとしていた。3回無死一塁から青木、山田哲、バレンティンに3者連続本塁打を被弾して一挙4点を失うと、その後も立ち直れず、4回途中までに12安打を許し、7失点で降板を告げられた。

 リリーフ陣も勢いづいたツバメ打線を止められず、今季ワーストの5被弾、被安打18とつるべ打ちにされ、2―11と大敗した。

 試合後、菅野は「今日に関しては向こうが上回ったということじゃないですか」と、口調こそ淡々としていたが「結果としてこういう形になっているので、しっかり反省して次はそういうことがないように」と表情は硬いままだった。

 原監督も「(菅野の投球は)真ん中に集まってた可能性があるね。見ている限り。まあでも、体調面が悪いとかそういうことじゃないんで、まあ次頑張るでしょう」とサバサバと振り返った。

 今回のエースの中5日登板は、27日のDeNA戦(東京ドーム)から始まる10連戦を見据えての戦略だった。宮本投手総合コーチが「いい投手をどんどん使っていきたい」と語っていたように、菅野を筆頭に今後はローテ投手が続々と中5日で登板する。

 まず菅野の次戦は再び中5日で5月1日の中日戦の予定。そのほか、メルセデスが27日、山口は29日(いずれもDeNA戦)、30日の中日戦には新人左腕の高橋も、初の中5日で先発する見込みだ。

 指揮官は「5日が短い間隔とは思わないけど、世の中そうなっているのかね。俺はそうは思わない」と軌道修正するつもりはなさそうだが、エースの大乱調は後続の先発陣に少なからず影響を与えかねない。

 何より、先発陣の登板間隔を詰めるには、ある程度球数を制限する必要があり、安定したリリーフ陣の存在が不可欠となる。しかし、現状では守護神のクックが右ヒジの違和感を訴え、23日に出場選手登録を抹消。さらに、クックと並んでV方程式の一角だった吉川光も不調のため、この日から二軍再調整となるなど誤算が続いている。

 この日は予期せぬ菅野の早期降板により、4人の中継ぎ陣を出動させた。10連戦中に、こうした“負の連鎖”に陥れば、ブルペン勢はみるみる疲弊していく。中5日の先陣を切ったエースは想定外の結果に終わったが、投手陣の総崩れを阻止できるかは、27日のマウンドに立つメルセデスにかかっていると言えそうだ。

最終更新:4/26(金) 16:31
東スポWeb

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