ここから本文です

「エガオノダイカ」悲壮な展開続きに花守ゆみり「オーディション詐欺だ!」

4/26(金) 17:49配信

コミックナタリー

TVアニメ「エガオノダイカ」のBlu-ray第1巻リリースを記念したイベントが、去る4月21日、東京・AKIHABARAゲーマーズ本店と東京・アニメイト秋葉原本館で開催された。

【写真】左から花守ゆみり、小市眞琴。(メディアギャラリー他3件)

「エガオノダイカ」はタツノコプロ創立55周年企画として制作され、3月末まで放送されたオリジナルアニメ。地球から遥か彼方の星で巻き起こる争いを舞台に、ソレイユ王国とグランディーガ帝国、各国で生きる2人の少女の物語が描かれる。イベントにはソレイユ王国の王女であるユウキ・ソレイユを演じた花守ゆみりと、彼女に仕えるパイロットのユニ・ヴァンキッシュを演じた小市眞琴が出演し、どちらの会場でもトークと本編のオーディオコメンタリー上映を行った。

AKIHABARAゲーマーズ本店のトークで「エガオノダイカ」で各キャラクターを演じたことへの思いを問われると、花守は開口一番「オーディション詐欺!」とキッパリ。彼女はユウキのスタジオオーディション時には「元気に、天使っぽく」とディレクションを受け、救世主として世界を救うような話だと想像していたという。しかしアフレコに入ると悲惨な展開が続き、「1話は大丈夫だったけど、2話の終わりで『何か違うぞ?』と感じた」と想像とのギャップに驚いたと振り返る。一方の小市は「ユニは双子だから(弟の)ルネ役の榎木淳弥さんと『どちらかが死んでしまうかも』と1話から話していた」と明かす。だが最終的にはどちらも生き残ったことについて、鈴木利正監督からは「ユウキを支える人がいなくなりすぎたから、これから支えてもらうためにユニとルネを残した」と説明を受けたと明かした。

第1話「ソレイユの少女」の上映中も、主人公然とした振る舞いながら第2話で早くも退場となるヨシュアの話題が中心に。冒頭で彼が登場した途端、2人は「こんなイケメンが死ぬわけない!」と口を揃え、ユウキとほっぺたをつねり合う微笑ましいシーンに「あら幸せそう」「絶対この2人結婚するよ」ととぼけて茶々を入れる。またヨシュアを演じる松岡禎丞に対しては「そこまで(ユウキを)落とそうとしなくていいよ」とディレクションがあったと紹介された。

そのほかにコメンタリーが盛り上がったのが、12歳で成人を迎えたユウキが国民の前に姿を現す式典のくだり。ピンクのサイリウムを振り、全力でユウキを出迎える聴衆の様子に、2人は「家で観るときは、聴衆と一緒に応援上映してほしい」とファンにリクエストする。また式典の最後に見せるユウキの満面の笑みには「一番の笑顔!」の声が飛んだ。一方で1話の時点から不穏さも感じていたようで、花守は「改めて観たらイザナはフラグが立っていた。だってきれいな奥さんと子供がいるんだよ」としんみりと語る。第1話ラストでオープニングが流れ、王国側のメインキャラクター6人が並ぶカットで小市が「まさか6人中4人も“いく”とは」とつぶやくと、花守も「なんでイケメンとイケオジは酷い目に遭うの」とぼやく。それでも上映が終わると「第1話は幸せでしたね!」と明るく褒め称えて、会場のファンを笑わせていた。

アニメイト秋葉原本館でのトークパートでは、王国側と帝国側で別々に行われたというアフレコの様子が語られる。花守は「王国側の収録はすごく穏やかで、先輩方が優しく見守ってくれた。私が真ん中の席で、隣に(ハロルド役の)神奈延年さん、(イザナ役の)置鮎龍太郎さん、(レイラ役の)佐藤利奈さん……」と名前を列挙していくも、いずれも退場していくキャラクターばかりでファンは苦笑気味に。小市は「神奈さんはファンキーな格好だけど、内面はすごく熱い。ユニは直接の部下の役どころだからいろいろと気にかけてもらった」と思い返しながら、「場の雰囲気をよくしてくれる滅茶苦茶いい先輩で……でも『エガオノダイカ』はイケオジがどんどんいなくなっていく。(神奈や置鮎が所属する)青二プロダクションさんに何か恨みがあるのか!(笑)」とオチを付ける。

第2話「戦乱の真実」のオーディオコメンタリーで言及が多かったキャラクターはやはりヨシュア。戦争の最前線で共に戦い、ヨシュアと絆を深めるユニに小市は「ラブコメの波動を感じる。ここからいい仲になって『ヨシュアにはユウキがいるのに!』とか悩みを抱えるのかなと思っていたけど」と自身の予想を回顧する。そして帝国の攻勢に傷を負ったヨシュアが、撤退に成功しながらも結局は死んでしまうラストシーンを、2人はファンと共に固唾をのんで見守った。小市は「ヨシュアの口癖だった『気合いと根性』はユニに受け継がれていますよ。ユニが言うたびに(台本の)次のページで死ぬんじゃないかと不安でしたけど」とアフレコ中の心境を打ち明けた。

また2話のラストで帝国側のキャラクターが登場するシーンについて、帝国側のキャスト陣は王国側と入れ替わりでスタジオに入ったそうで、物語の終盤まで、戦争中の二陣営が徹底して別収録され続けていたことが改めて語られる。こうしたスタッフ陣のこだわりやファンの視聴に花守は感謝を語り、イベントは終了した。

そんな花守が「(ヨシュアの見せ場が集まった)ヨシュアコンプリート・ボックス」と表現した「エガオノダイカ」Blu-ray第1巻は発売中で、第2巻は5月10日に発売予定。またオープニングテーマ「エガオノカナタ」を歌ったChiho feat. majikoのChihoがボーカルを務めるH△Gと、エンディングテーマ「この世界に花束を」を歌ったキミノオルフェによる2マンライブが、5月4日に東京・WALL&WALLで行われる。

(c)タツノコプロ/エガオノダイカ製作委員会

最終更新:4/26(金) 17:49
コミックナタリー

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事