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初の日本開催「世界リレー」桐生祥秀が初アンカー…“リレー侍”で新境地

4/27(土) 9:00配信

スポーツ報知

 日本陸連は26日、都内で会見し、初の自国開催となる世界リレー(5月11~12日、日産スタジアム)の日本代表を発表した。男子400メートルリレーでは、100メートル日本記録保持者の桐生祥秀(23)=日本生命=が主要国際大会で初めてアンカー起用されることが濃厚。第3走者で起用される見通しとなっている18年アジア大会金メダルの小池祐貴(23)=住友電工=とタッグで、世界大会初Vへ導く。

 桐生が“リレー侍”で新境地を開く。20年東京五輪を見据えた重要な前哨戦で、アンカー起用されることが濃厚となった。会見に臨んだ100メートル日本記録保持者は「自分の走りができれば、チームの力になれる。どこの走順であろうと準備をしっかりして、メダルに貢献したい」と力を込めた。

 主要国際大会で第4走者は未経験。ただ、桐生のリレー哲学はアンカー適性を秘める。「あまりごちゃごちゃ考えたくない。邪念も入るので」。勝負の最終盤で、純粋に前を追える。土江寛裕・五輪強化コーチ(44)も「スプリンターにとって、アンカーは花形。(桐生の最終走者は)すごく魅力的」と後押しした。

 桐生はリオ銀に貢献した第3走者が定位置だったが、昨夏のアジア大会で曲走路の加速に優れる小池が台頭して流れが変わった。今大会は山県亮太(セイコー)がスターターを担い、流動的な第2走者は多田修平(住友電工)、宮本大輔(東洋大)らが候補。前半で流れを作り、後半は小池&桐生の爆発力で競り勝つのが理想形だ。

 今大会で10位以内なら今秋のドーハ世陸出場権を獲得し、世陸8位以内なら東京五輪出場が決まる。桐生は「日本のリレーはメダルを取って当たり前という風潮がある。期待に応えられるようにしたい」と語気を強めた。(細野 友司)

最終更新:4/28(日) 8:16
スポーツ報知

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