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1億円超の防弾仕様、ウラジオストクで金委員長を迎えたリムジン

4/26(金) 12:13配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

北朝鮮の金正恩委員長は4月24日(現地時間)、プーチン大統領とのロ朝首脳会談に向けて、列車でウラジオストクに到着した。

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その後、金委員長は防弾仕様のリムジン、メルセデス・ベンツS600プルマン・ガードとみられる車で移動した。詳細は不明だが金委員長のリムジンは、2008~2013年に販売されたW221モデル、つまりSクラスの5代目モデルと思われる。内装は白いレザー。

金委員長のリムジンの写真は、2014年に初めてメディアに掲載された。購入時の価格は100万ドル(約1億1000万円)を超えると見られている。リムジンは2018年、シンガポールでの米朝首脳会談でも使われた。

リムジンは最新モデルではないが、乗り心地は今でも卓越したもの。

517馬力、5.5リッターV12ツインターボ、内装はラグジュアリーなレザー仕様。

全長は約6.4メートル、車体は極めて巨大。金委員長の好みに合わせて、さまざまな改良が施されているだろう。

今、同じようなリムジンが欲しければ、メルセデス・マイバッハS600プルマン・ガードが買える。

現行のW222モデルのメルセデス・マイバッハS600プルマン・ガードは、2016年後半に発表された。納車が始まったのは2017年の後半。

メルセデス・マイバッハは2018年3月、最新のリムジン、S650プルマンを発表したが、まだ防弾仕様はない。防弾仕様が欲しければ、S600となる。

メルセデス・マイバッハS600プルマン・ガードを見てみよう。

W221のメルセデス・ベンツS600プルマン・ガードは2008年に発表された。

2010年にはモデルチェンジが行われた。金委員長のリムジンはフロントとリアのデザインがモデルチェンジ後のもの、つまり2010年以降にオーダーされたようだ。

金委員長のリムジンに内装についてはほとんど情報がない。W221はリクライニングシートとマルチメディアシステムを備えている。

現行モデルのプルマン・ガードは防弾仕様のセダン、51万3000ドルのメルセデス・マイバッハS600ガードをストレッチしたもの。

全長約6.4メートルにストレッチされ、防弾仕様が施されている。重さは5.5トン以上。

6リッターV12ツインターボ、530馬力。

ボディにはスチール製の保護パネルを組み込み、車の重要部分もパネルで保護。またフロアは爆弾の爆発から乗員を守ることができる。

さらに分厚いウインドウの内側は、ポリカーボネートでコーティング。メルセデス・ベンツによると、ドイツの防弾性能規格で最高レベルの「VR9」、および爆発物への保護性能を示す「ERV2010」をクリアしている。

内部は、通常のマイバッハのリムジンと同様にラグジュアリー。キャビンは顧客のニーズやテイストに合わせた特別製。後席のシートは、まるでプライベートジェットのシートのよう。ゆっくりと足を伸ばし、リクライニングできる。

後ろ向きの補助シートも備え、車内で会議もできる。

メルセデスによると、S600プルマン・ガードは157万ドル(約1億7000万円)から。ドイツ製。

金委員長のもう1台のメルセデス製リムジンは、マイバッハ62。

メルセデス・ベンツは2002年、ロールス・ロイス ファントム、ベントレー アルナージのライバルとしてマイバッハS62を発表。現行のメルセデス・マイバッハSクラスリムジンの前モデルにあたる。

マイバッハはリアキャビンにエンターテイメントシステムとリクライニングシートを装備。

全長約6.1メートルのマイバッハ62は2012年まで製造された。価格は50万ドル。ただし、カスタマイズ費用は含まない。

[原文:Kim Jong Un travels with a convoy of Mercedes-Maybach armored limos]

(翻訳、編集:増田隆幸)

最終更新:4/26(金) 12:13
BUSINESS INSIDER JAPAN

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