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志が高かったトヨタ「iQ」も残念な結果に 評価されたけど売れなかったクルマ5選

4/26(金) 6:10配信

くるまのニュース

●日産「ブルーバード」

 初代ブルーバードは1959年に誕生し、2代目からはスポーティなグレードも用意され国内外のラリーでも活躍したことで、高性能セダンとして人気のモデルでした。

 長い歴史を刻んできたブルーバードですが、1991年というバブル景気末期に発売された9代目ブルーバード(U13型)は、かなり迷走してしまったモデルといえます。

 ボディタイプは、セダンの「SSS」(スーパー・スポーツ・セダン)と「EEX」、ハードトップの「ARX」を設定していました。

 リヤサスペンションに採用された「スーパーアクティブトーコントロール」とボディ剛性の向上により優れた操縦安定性を実現。

 また、世界初のアクティブノイズコントロール(エンジンのこもり音を逆位相の音で打ち消す技術)の採用などにより優れた静粛性も達成していました。

 しかし、SSSグレードは北米市場を重視したため、米国ニッサン・デザイン・インターナショナルのデザインによるもので、曲線を多用し、これまでのブルーバードとは異質なデザインでユーザーから敬遠されてしまいます。

 とくに後部に向けて下がっていくトランクのデザインは不評でした。結果、次世代のブルーバードはオーソドックスなセダンのデザインに戻されます。

 じつは、この「尻下がり」トランクは過去にも失敗していて、2代目の410型もユーザーから不評で、マイナーチェンジでデザインを修正した経緯がありました。

 歴史は繰り返されたということです。

優れた運動性能やパッケージングが評価された2台

●ホンダ「レジェンド」

 ホンダのフラッグシップカーとして初代「レジェンド」は1985年に発売。「アコード」は日米で好調な販売を記録していましたが、とくに北米ではさらに大型なモデルが要求されたため、レジェンドが企画されました。

 代を重ねるたびにレジェンドは、より大きく快適なクルマへと進化していきましたが、大きく方向性を変えたのが2004年に発売された4代目です。

 それまでFFの大型セダンだったレジェンドは、新開発の4WDシステム「SH-AWD(スーパーハンドリングAWD)」を搭載し、さらに280馬力自主規制が撤廃され、国産車で初となる300馬力を達成するなど、大いに話題になりました。

 このSH-AWDは、前後輪と後輪左右の駆動力を制御することで、これまでにないほどの高いコーナリング性能を実現。一般道ではスポーツカー並のハンドリングと評価されました。

 しかし、それほどのコーナリング性能がこの種類のクルマに必要だったのか。またデザインも押し出し感よりもスマートさを選択したため、大型セダンとしては線が細い印象でした。

 マイナーチェンジでフロント周りのデザインが大きく変更されるなど、テコ入れが行なわれましたが、2012年に生産が終了してしまいます。

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最終更新:4/26(金) 20:10
くるまのニュース

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