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フジテレビで夢を追うも二度挫折。台湾で超人気アイドルになった三原慧悟の逆襲

4/26(金) 11:30配信

新R25

150万円の貯金をはたいて、意気揚々とリベンジ戦!YouTubeにはじめて三原慧悟が登場した2015年

ほし:
攻めの姿勢はゆらがないんですね。次はどんな挑戦をしたんですか?

三原さん:
ドラマで失敗してしばらくしたとき、ネットで流行ったものがテレビでも流行る「ネットファースト」という現象が話題になりはじめていたんです。そして、気づきました。

ドラマづくりに関しては先輩たちの知識に劣るけど、ネットリテラシーに関しては小学生のころからネットに触れていた俺のほうが上だぞ!って。

だから今度は「フジテレビのネット配信部門でトップを狙おう!」ともくろんだんです。
そのとき社会人2年目だったんですけど、150万円くらいの貯金が貯まっていたので、そのお金をもとにYouTubeで有名になるためのチームをすぐにつくりました。

それが「東京ちゃぶ台返し」っていうチャンネルなんですけど。

当時のフジテレビでは、ヒットしたドラマのオンデマンド配信を始めていて、公開から1週間で10万回再生されたら「すごい!」って盛りあがってたんですよ。

でも、僕はチャンネルを立ち上げてから1カ月のときに、1週間で12万回再生される動画をつくることができたんです。

そして、意気揚々とインターネット配信してる部署の部長に乗り込みました。

「部長、これからはテレビ局もインターネット動画に力を入れていくべきなんです。今フジテレビで一番再生されているドラマは、1週間で10万回再生…素晴らしい結果ですが、僕のつくった動画は1週間で12万回再生されています。これは僕に仕事を任せるしかないでしょう」と。

ほし:
やや上から目線なのが鼻につきますが、今回は数字で結果を出してますし手応えあったのでは?

三原さん:
それが…バッサリ断られたんです。

「君の動画は見たし、ここで活躍したいという気持ちも十分に伝わった。でも、いまフジテレビで君のやろうとしてることは、まだ必要とされていない。とりあえず下積みを頑張りなさい」って優しく諭されたんですよ。

ほし:
大手企業、手厳しい…!

三原さん:
それを言われた瞬間に、糸がプツンと切れてしまったんです。

「あれ、150万円も使って何してたんだろう?」って。

僕の夢は「映像をつくってみんなに楽しんでもらうこと」だったはずなのに、気づいたら上司を説得することに人生賭けちゃってたんです。

それまでは「第一志望で入ったフジテレビ。ここをやめるなんてもったいない!」と思っていました。

でも二度の挫折を経て、フジテレビでの番組づくりにこだわって、自分の映像をつくれていない“今の時間”のほうがもったいないなって思うようになったんです。

20代のクリエイターがどんどんでてくるなか、自分は何をやっていたんだ…と。

ほし:
ずっと猪突猛進だった自分を、客観的に見直す機会を得たんですね。

三原さん:
はい。YouTubeでは、自分のつくった動画が評価されていました。

それがうれしかったので、フジテレビで真面目に働きつつ、YouTubeでどこまで頑張れるか試してみようという気持ちになったんですよ。

そして、せっかくYouTubeをやるなら好きなことに挑戦してみようと思って…「アイドルになろう」と決めたんです。

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最終更新:4/26(金) 11:30
新R25

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