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昭和アルミ缶、70億円投資しベトナム南部に第3工場

4/26(金) 6:03配信

鉄鋼新聞

 昭和電工グループでアルミ缶事業を手掛ける昭和アルミニウム缶(社長・田代泰氏)は25日、ベトナムのアルミ缶事業を強化する。25日、ベトナム南東部バリア・ブンタウ省に同国3カ所目のアルミ缶工場を建設するとともに、越北部の既存工場に缶蓋ラインを増設。総額70億円を投じ、20年7月までにベトナムにおける製缶能力を7割増の31億缶、缶蓋能力を5割増の年33億枚まで増やす。昭和電工が25日発表した。
 バリア・ブンタウ州に建設する新工場は、敷地面積約7万4200平方メートル、建屋面積約3万5千平方メートルで製缶能力13億缶の製缶設備を1ライン設置する。また、缶体ラインの増強に合わせて越北部のバクニン工場に缶蓋の生産設備を1ライン新設する。20年までに設備稼働させる考えで、増強が完了すれば同国におけるアルミ缶の生産能力は7割増の年31億缶、缶蓋は5割増の33億枚にそれぞれ引き上がる。
 昭和アルミニウム缶は、飲料缶市場の成長が期待される東南アジアにおいて、14年に地場製缶メーカーを買収。「ハナキャン・ジョイント・ストック・カンパニー」として、もともと工場が立地していた北部エリアに加え、昨年には中部エリアの需要増に対応するため中部地区にクアンナム工場を開設して拡大を進めている。ベトナム市場で順調に事業を広げている同社だが今後の需要拡大に対し、運送面での効率化も考え既存工場の増強ではなく新規拠点の開設を決めた。バリア・ブンタウ工場では「基本的に新規開拓を進めていくことになる」(昭和電工)格好だが、今回の投資で南北に延びるベトナム市場において北部、中部、南部の主要3地区に拠点を構えたことになる。

最終更新:4/26(金) 6:03
鉄鋼新聞

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