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携帯の「光るアンテナ」もう一度光らせたい スマホで実験、結果は……興奮の「電波暗室」で見た光景

4/26(金) 7:02配信

withnews

平成の終わりに、もう一度…!

 「これって、スマホじゃもう光らないんですかね」

 山下さんがぼそりと言ったこの言葉で、我々のミッションが決まりました。

 試しに、私用のスマホから社用のスマホに電話をかけて、光るアンテナを近付けてみました。あまり期待はしていませんでしたが、アンテナが光る気配がありません。そして、私の中にある何かのスイッチが入りました。

 「光らせましょう! 絶対光らせましょう!!!」

 コレクションのひとつをお借りし、鼻息荒めに山下さんの家を後にしました。あの頃のあこがれに、もう一度光を灯そう。平成が終わる前に、やり遂げなければならないと思いました。

 でも、素人がちんたら悩んでいたら、平成が終わってしまう。ここは切り替えて、電波に詳しい専門家に協力を仰ぐことにしました。

 早速「携帯 電波 教授」という必死感がエグいGoogle検索を行い、結果の上位にいた先生にお願いすることにしました。それが、中央大学理工学部電気電子情報通信工学科の白井宏教授です。検索の上位に君臨するくらいだから、きっとものすごい権威にちがいない。

 すぐに大学に取材の申込を送り、返答を待ちました。受けていただけるかそわそわしながら待っていたところ、「光るケータイの件」という件名のメールを受信。ちょっと違うけど、快諾のメールに歓喜しました。

 白井先生は、まずは実験可能かどうかを調べたいが、手元に「光るアンテナ」がない、ということで、山下さんからお借りしたアンテナを、入念に緩衝材で包んで郵送したのでした。

 そして数日後、突然鳴った私の携帯。その相手は、待望の白井先生。緊張の、一瞬です。

 「アンテナ、ちょっと光りました」

我々も「サクラサク」のか

 桜が咲き誇る4月の初め、中央大学の後楽園キャンパスに伺いました。もちろん、「光るアンテナ」を収集している山下メロさんも一緒です。

 本当に光るのか半信半疑の山下さん。コンセントから電力を供給するタイプの、店頭で陳列する用の光るアンテナを持参しています。「いわゆる、保険です」。山下さん、ぬかりない。

 そして約束の時間、白井先生が我々をあたたかく出迎えてくださいました。

山下さん「今日はよろしくお願いします!」

白井先生「こちらこそよろしくお願いします」

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最終更新:4/26(金) 10:22
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