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携帯の「光るアンテナ」もう一度光らせたい スマホで実験、結果は……興奮の「電波暗室」で見た光景

4/26(金) 7:02配信

withnews

携帯電話が通話できる仕組み

 どうして「光るアンテナ」は光るのでしょうか。それを説明する前に白井先生はまず、携帯電話が通話できる仕組みを教えてくださいました。

白井先生「AさんとBさんが携帯で通話するとき、2人の端末がどれだけ近くにあっても、直接通信している訳ではありません。その間で『基地局』という装置を経由しています」

 まず携帯電話の電源を入れると、近くの基地局から出ている電波を探します。基地局からの電波が見つかると、「圏外」から通話できる状態になります。基地局が近くにあれば強い電波を受けられ、遠くにあれば電波は弱くなります。

白井先生「この電波の強さに応じて、携帯の画面にあるアンテナアイコンの数が決まるわけですね」

 最近では、ひとつの基地局で半径10kmほどの範囲をカバーできるそうです。携帯キャリアのCMで、「基地局数ナンバー1」などの触れ込みを聞くことがありますが、この基地局の数や場所が、電波のつながりやすさに影響しているのですね。

 では、基地局はどんな役割を果たしているのでしょうか。

 たとえば、Aさんの携帯電話の電源が入り、近くの基地局の電波を見つけることができると、その基地局にAさんの携帯の電話番号が登録されます。通信を管理する電話局は、どの基地局がどの携帯と通信のやりとりができるか、という情報を記録します。

 Aさん宛ての着信があった場合、電話局はAさんの電話番号を登録している基地局に、通話をつなぐように信号を送るのです。

白井先生「じゃないと、全世界の基地局に対して、Aさんの携帯を探す必要がありますからね」

 携帯電話は通話をしていなくても、定期的に基地局との距離を確認しています。もしもAさんが移動しても、さらに近い基地局を見つけられれば、その基地局と通信のやりとりを始めることができます。

 ただし、ひとつの基地局がやりとりできる端末の数は限られているそうです。

白井先生「基地局の数が十分ではない場所で通信が集中すると、電波は入っているけど電話がなかなかつながらない、ということが起こるのです」

山下さん「ちょうどこの前、代々木公園でお花見をしたときに、そういうことがありました!」

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最終更新:4/26(金) 10:22
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