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【特集】独占された市営球場 不公平な利用実態、その背景は?

4/26(金) 13:33配信

MBSニュース

市民の共有財産である市営の野球場をある民間の少年野球チームが独占的に利用しているという疑惑が浮上し、取材を進めていくと、チームは行政から数々の“特別扱い”を受けていたことがわかりました。背景には、いったい何があるのでしょうか?

東大阪市の球場を独占利用か

大阪市西区にある市営球場。市民であれば誰でも無料で使うことができるが、利用するためには大きな“苦労”があるという。

「少年野球4チーム、サッカー3チームそれぞれがみんな集まって抽選する」(少年野球チームの代表)
Q.(抽選に)外れると練習なし?
「仲間の少年野球チームで当たったところの端の方を使わせてもらったり」

この日も、野球チームとサッカーチームがグラウンドを分け合って練習していた。

そんな中、「市営球場を独占利用しているチームがある」という情報が取材班のもとに寄せられた。それは東大阪市の市営球場で、市の担当者にグラウンドを案内してもらった。

「広さは8000平方メートルくらい。1塁側と3塁側にスタンドがあって、50名程度が見られるという環境」(青少年センター・館長)

ピッチングマシンなども整備されたこの球場は今から34年前、同和対策事業の一環として地域の子どもの健康増進を目的に造られた。併設されている控室には、ソファやエアコンなどさまざまな設備が揃えられているが、これらも全て無料で利用できる。

市のホームページを見てみると…

「『現地にて申し込み』と記載され、利用者を広く募集しているように見えます」(記者リポート)

球場へ行って申請すれば誰でも使えると書かれているが、本当に独占しているチームがあるのだろうか。近くの住民に聞いた。

「毎日、同じ子どもたちが使っている。同じ帽子かぶって」(近所の住民)
Q.1つのチームが使っている?
「そうですね、そんなにいろんなところが使っている印象はない。違うチームが来れば練習の仕方も違うと思うし、人数も違うと思うので」

取材班は、球場の様子を観察してみることにした。

「全員が同じロゴの入ったヘルメットをかぶっています」(記者リポート・今年2月)

チームのロゴだろうか、お揃いのマークが入ったヘルメットをかぶり、子どもたちが練習に励んでいた。別の日も見に行ってみたが、やはり1つのチームだけが練習しているように見えた。

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最終更新:4/26(金) 13:33
MBSニュース

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