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周防正行監督が成田凌を主演に抜擢した理由とは? 映画『カツベン!』現場レポート

4/26(金) 14:00配信

AbemaTIMES

成田凌が映画初主演!超実力派俳優陣と“活弁”を演じる

 周防正行監督5年ぶりの最新作、2019年12月公開の映画『カツベン!』の撮影現場に、AbemaTIMESが潜入。成田凌、永瀬正敏、竹中直人、音尾琢真、竹野内豊と、豪華俳優陣が勢ぞろいした現場の様子をレポートする。

 『カツベン!』の舞台は、今からおよそ100年前、「映画(活動写真)」がまだサイレントでモノクロだった大正時代。当時、日本では楽士の奏でる音楽とともに独自の“しゃべり”で物語をつくりあげ、観客たちの心をつかんだ「活動弁士」、通称“活弁”(カツベン)が大活躍していた時代だ。

 主人公に抜擢されたのは『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(18)『ニワトリ★スター』(18)『ここは退屈迎えに来て』(18)など、注目作への出演が続く若手俳優・成田凌。ヒロインには若手実力派女優の黒島結菜。さらに永瀬正敏、高良健吾、井上真央、音尾琢真、竹野内豊と超実力派俳優が脇を固め、周防作品おなじみの竹中直人、渡辺えり、小日向文世らも登場する。

竹野内豊がブルース・リー風に“キンチャク”アクション!

 10月下旬、撮影が行われたのは、福島県・あづま総合運動公園内にある、福島市民家園・旧広瀬座。旧広瀬座は、明治20年(推定)、伊達郡梁川町の広瀬川川岸に町内の有志によって建てられた芝居小屋で、広瀬川のたび重なる氾濫で被害を受け、昭和61年の洪水のあと、川幅を広げるため取り壊されることが決定、しかし、貴重な芝居小屋を残すため民家園で復元されたという歴史を持つ。

 主演の成田は「おはようございまーす!」と大きな声で挨拶し、頭を下げながら現場入り。今回、オーディションで初主演に抜擢された成田が挑戦したのは、長台詞も多く、男性だけでなく女性や子供、老人など様々な声色を操らなければならない活動弁士・染谷俊太郎役だ。リアリティのある演技をするために、オーディション直後からボイトレを行い、実際に活動弁士の方に師事。半年ほどの練習期間を経て、その出来には周防監督も太鼓判を押す。

 この日は物語の終盤、竹野内演じる刑事・木村と音尾演じる安田の手下たちの乱闘シーンを撮影。本格的なアクションシーンは周防作品史上初の試み。特にこの日のシーンでは、サイレント映画らしいバタバタ感を大事にしたいという周防監督のこだわりから、ワンカットで撮影されることに。

 本番前にアクション監督の指導のもと、何度も動きを確認する竹野内。『彼女がその名を知らない鳥たち』『孤狼の血』などで、容赦ない蹴り・暴行シーンなどには挑戦していた竹野内だが、長椅子を振り回し襲ってくる手下たちを交わし、ステッキで戦うといった本格的なアクションに挑むのは今回が初。さらに、まるでブルース・リーがヌンチャクを振り回すように、“キンチャク”を振り回し戦うシーンも。あまりに力を入れすぎたのか、途中、手下の一人に命中したステッキがポッキリ折れてしまうアクシデントも発生。出番を待つ竹中が、そんな竹野内を見て「俺もできる」と言わんばかりにブルース・リー風の動きを真似るなど、和気藹々とした雰囲気で活力のある現場だった。

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最終更新:4/26(金) 14:00
AbemaTIMES

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