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「人生のクラブ」アトレティコをたった1人で変えた男――。シメオネが語る“良い選手の条件”/独占インタビュー

4/26(金) 17:32配信

GOAL

2000年代前半から2010年代前半まで、アトレティコ・マドリーは苦しんでいた。

1999-2000シーズンは19位でリーグ戦を終え、2部に降格の憂き目に合う。1年での昇格が叶わず、2年間2部時代を過ごす暗黒期を迎えた。2002年の1部昇格以降も数年間は優勝争いは愚かトップ4フィニッシュもままならず。チームの絶対的なアイドルであった下部組織出身のフェルナンド・トーレスが2007年に去り、翌シーズンから2季連続で4位で終えたが、2009-10シーズンは9位と低迷。故ヘスス・ヒル前会長が残した多額の負債にも悩まされてきた。

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しかし2011年12月、たった1人の男の就任ですべてが変わる。

現役時代に7年間を過ごし、リーグ優勝も経験したディエゴ・シメオネが指揮官として就任。絶対的なカリスマを持つシメオネの下で翌シーズンはリーグ戦を5位で終えると、ヨーロッパリーグを制してわずか1年半でタイトルをもたらす。2012-13シーズンはリーガ3位で終え、14年ぶりにレアル・マドリーとのダービーに勝利しコパ・デル・レイ優勝を成し遂げた。そして迎えた2013-14シーズン、20試合のクリーンシート、総失点数はわずか26。自身が植え付けた堅守速攻を武器に、28年ぶりに悲願のリーガ制覇を成し遂げた。同年にはチャンピオンズリーグでも決勝に進出すると、3シーズンで2度もファイナルの舞台に立っている。

就任から8年で8つの主要タイトルを獲得。“2強”と言われていたリーガの勢力図を変え、アトレティコを真のビッグクラブへと引き上げた。クラブ史上最多試合数、勝利数、勝率を誇り、クラブの歴史、格、伝統をたった8年間で変えてみせたのである。

そんなシメオネが『Goal』の独占インタビューに応じてくれた。ピッチ内外で情熱を見せ続ける男が語る信念、哲学――。カリスマ指揮官の口から発せられる数々の言葉には、人を惹きつける力がある。選手に「シメオネのためなら死ねる」とまで言わせる男の言葉には耳を傾ける価値があるだろう。

インタビュー=ルベン・ウリア/Ruben Uria
編集・校正=Goal編集部

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最終更新:4/26(金) 17:32
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