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ドイツ銀、収入目標を下方修正-合併断念後の新戦略が急務

4/26(金) 14:58配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): ドイツ銀行の1-3月(第1四半期)決算は9四半期連続の減収となり、通期の収入目標を下方修正した。国内同業コメルツ銀行との合併交渉が破断したドイツ銀の立て直しが急務であることが浮き彫りになった。

26日の発表によると、今年の収入は前年から横ばいの見込み。これまでは若干の増加を予想していた。1-3月の株・債券トレーディング収入は前年同期比19%減と、米銀勢の平均(14%減)より大きく落ち込んだ。投資銀行部門には、金融危機以来の弱さとなる第1四半期決算となった。

ドイツ銀は25日に、コメルツ銀との合併交渉打ち切りを明らかにした。業務統合の実践には困難が大き過ぎるほか、事業再編費用と追加資本の必要性を正当化するだけのメリットがないと説明した。ドイツ銀は収益性向上と収入拡大に向け、コメルツ銀との合併以外の選択肢が必要となる。

1-3月の債券トレーディング収入は前年同期比19%減少し、株式トレーディングは同18%減となった。全行の純収入は前年同期比9%減の64億ユーロだった。

株価はフランクフルト時間午前9時19分(日本時間午後4時19分)現在、3.4%安。

ドイツ銀の投資銀行部門は長年にわたり減収と減益に見舞われ、懸念の中心となっている。コメルツ銀との合併協議が不調に終わった今、少なくとも2人の株主がクリスティアン・ゼービング最高経営責任者(CEO)に新戦略提示を期待していると関係者が述べている。

ドイツ銀では、資産運用部門のDWSグループも自らの選択肢を模索している。ドイツ銀の運用部門DWS、25億ユーロが流入-17年以来の純流入

原題:Deutsche Bank Cuts Revenue Target After Abandoning Merger Talks(抜粋)Deutsche Bank Cuts Revenue Goal After Merger Talks Collapse (2)

(c)2019 Bloomberg L.P.

Steven Arons

最終更新:4/26(金) 18:36
Bloomberg

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