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「令和」日常生活で変わること 公的書類「平成」のままで大丈夫? 情報システムの不具合「令和問題」は……

4/29(月) 14:09配信

朝日新聞デジタル

元号が「平成」から「令和」になると、日常生活でどんなことが変わるのでしょうか? 4月1日に発表されただけに、書類などではまだ「平成」のままのものが多いはず……。世紀が変わった時には、情報システムの不具合が心配される「2000年問題」が起きましたが、「令和問題」は大丈夫なのでしょうか? 新元号になったら変わること、気をつけるべきことについてまとめました。

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婚姻届、印刷が間に合わない!

 新元号となる5月1日は大安であることから、婚姻届の臨時窓口を設けるなど「令和」カップルを祝福する準備を各自治体が進めています。しかし、現状の婚姻届はまだ、届出日を記入する部分が「平成」です。

 法務省は1日以降、令和が記載された様式に随時変更するよう市区町村に通達を出していますが、現在の婚姻届も「そのまま使用できる」と説明しています。平成の部分を二重線などで訂正した上で、令和に修正する運用を想定しています。

 そんな中、福岡市は4月15日、ホームページ上で「令和版」の婚姻届を掲載しました。

 届出日など、平成となっていた部分の変更や新たに令和や頭文字「R」を追加し、計10カ所を修正。新元号に変わる5月1日から提出が可能となります。

 「令和版」を印刷業者に発注すると、申請窓口に届くまで時間がかかることから、当初は「平成版」を訂正して対応しようとしていたという福岡市。しかし、「令和版をいつ入手できるのか」という市民の声が相次いだため、急きょ職員が作成したそうです。

 婚姻届のほかにも、住民異動届など国民が行政側に出す書類は、改元後に平成と記入されても原則、有効として受け付ける方針を政府が決めています。

 ただ、混乱を避けるため、「訂正印や注意書きを入れることが一般的になる」と総務省。福岡市の場合、婚姻届以外の書類はしばらく「平成版」を使うことになることから、「二重線の上に令和」がなつ印されるゴム印を用意しています。

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最終更新:4/29(月) 14:09
朝日新聞デジタル

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