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玉置浩二&西本智実が奈良「薬師寺」で奉納ライブ、3500人が酔いしれる

4/29(月) 12:30配信

Lmaga.jp

珠玉のシンガー・玉置浩二と世界的指揮者・西本智実率いるオーケストラが28日、奈良「薬師寺」の特設ステージに登場。奉納コンサートとして、世界最大級のポップス&オーケストラ音楽祭と評されている『ビルボード・クラシックス・フェスティバル』が初披露された。

薄紅色の夕陽が差し込む、夕方6時半。「薬師寺」大講堂前に設けられたステージに定刻通り、イルミナートフィルハーモニーオーケストラ約50名とイルミナート合唱団約240名の総勢300名が登場。漆黒のパンツスーツを身にまとった西本が指揮台に現れると、ヴェルディの『凱旋行進曲』(アイーダより)が演奏され、古都の空に荘厳な音色が響き渡り、奉納コンサートの幕が開ける。

そして、玉置浩二がステージに登場するや、MCを挟むことなくオーケストラ・アレンジされた『宙』、『FRIEND』などを次々と披露。西本が時代に即した新しいオーケストラの可能性を追求するべく結成したイルミナートフィルハーモニーによる重厚なサウンドと、夕刻の空に向かってゆるやかにのぼる玉置の甘美な歌声を、訪れた3500人の観客は一刻も漏らさぬよう、じっと耳をかたむけた。

玉置浩二という屈指のソングライターによる楽曲の「器」は、オーケストラ・アレンジとなっても微塵も揺るぐことなく、むしろ、その世界観をより鮮やかな色彩で描いていく西本のタクト、さらには「薬師寺」という悠久の建築物がもつ凛とした空気との相乗効果によって、これまでにない荘厳な絵巻物となって、奈良の空に舞い上がっていく。途中、大講堂に降り立った鳥のさえずりさえも芳醇なハーモニーにして・・・。

中盤にはオーケストラ、合唱団による『行け我が想いよ金の翼に乗って』(ヴェルディ『ナブッコ』より)など3曲が演奏されたあと、再び玉置がステージに登場。『ワインレッドの心』『悲しみにさよなら』などのヒット曲をメドレーで聴かせつつ、そのなかでも観客を感嘆させたのが、稀代の名曲『夏の終わりのハーモニー』と『田園』のラストで披露されたマイクを外してのアンプラグド歌唱。その圧巻の歌声に、客席からは万雷の拍手が贈られ、最後はスタンディングオベーションで大団円を迎えたのだった。

この日のコンサートは、阪神なんば線開通、阪神・近鉄相互直通運転10周年を記念する文化事業のひとつとして、「新しい音楽文化・地域文化育成の構築」をテーマに開催されたもの。同コンサートの追加公演は、29日・夕方6時半から予定されている(チケット11000円、残りわずか、未就学児入場不可)。

最終更新:4/30(火) 13:07
Lmaga.jp

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