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東北や九州の話し方、なぜ「なまっている」扱い 都会は偉いの?理由探る 実は存在した「無アクセント」

5/13(月) 7:00配信

withnews

 東北・福島出身の記者。先日、九州・宮崎に行きました。地元の人と話すと、話し方が記者とどこか似ているように感じます。都会の人から言わせると、「なまっている」感じ。田舎から出てきた身としては余計なお世話という気持ちですが、なぜ似た話し方に聞こえるのか探ってみると、そこには降る「雨」となめる「飴」のように読みは同じ「あめ」でも、アクセントで区別しないという事実が関係していました。(影山遼)

【画像】なまりを馬鹿にするな!世の中にはもっと難解な言葉も。見て意味が分かる?レベルはこちら。

宮崎の話し方、福島に似ている?

 そもそも「なまり」とは「標準語・共通語とは異なる、ある地方に特有の言い方や発音」(大辞林第三版・コトバンク)を指します。東京の言葉が「標準語」とされることにあまり納得がいきませんが、そこに文句を言っていても始まりません。

 勝手に親近感を覚えている宮崎の話し方。その中心地・JR宮崎駅前で通りかかった人に声をかけてみました。子どもと一緒に歩いていた女性(33)は大学時代、東京にいました。「周りで九州から出る子はあんまりいなかったけれど、私は都会に住んでみたかったんです。たしかに最初はなまっていると言われましたね。けれど、それもキャラの一つとして生かせました」と県外に出たときのことを振り返ってくれました。

 一方、観光地の青島神社近くでも聞いてみました。福岡から来たという男子大学生(21)は、「大学で宮崎出身の人と初めて話した時、東北出身の人かと思いました。とは言っても、東北の人も実際に会ったことはなく、テレビで見たことしかないですが」と話します。

 なんとなくのイメージする東北と宮崎の話し方は重なる部分があるようです。福岡の人にとって、距離的に近いはずの宮崎の言葉を聞いて遠い東北が連想されるのは、何だか不思議なものです。

 福島と宮崎に共通しているのは、抑揚のない平板な話し方だということ。イメージしにくいかもしれません。例えば福島のお隣・栃木の芸人「U字工事」の2人の話し方を思い浮かべてもらうと、分かりやすいかと思います。

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最終更新:5/13(月) 10:08
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