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鷹・大竹、今季初勝利を支えた千賀からの教え「焦りもなくなるし、落ち着ける」

5/3(金) 9:09配信

Full-Count

4月上旬のオリックス戦から戻るタクシーの車中でぶつけた質問が…

■ソフトバンク 1-0 楽天(2日・ヤフオクドーム)

 約1か月に及ぶ難産の末に、掴んだ今季初勝利だった。ソフトバンクの大竹耕太郎投手。「キツかったですけど、粘り強く投げてきて、ああやって今宮さんに言ってもらえて嬉しいです」。5試合目の先発でようやく掴んだ今季初白星に、お立ち台では思わず感極まり、目に涙を浮かべた。

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 2日、本拠地ヤフオクドームでの楽天戦。ここまで4試合に先発し防御率0.89の好成績をマークしながら、白星に恵まれてこなかった大竹。初回、今宮の適時二塁打でもらった今季初の先制点を必死に守った。3回1死一、三塁、6回2死一、二塁と得点圏に走者を背負ったが、決定打を許さなかった。

 勝利をもたらす虎の子の1点をもたらしたのは今宮だった。勝てない時期にも声をかけ続けてくれた先輩とともに、もう1人、試合後に感謝の思いを口にした人物がいた。それが、チームの大黒柱である千賀滉大投手だった。

「今日は良くなかったですけど、どうにか投げることができた。去年とは違う自分。去年なら失点していたと思う。自分を客観視しながら、投げられているのがいい」と語ると「千賀さんがそういう話をしてくれて。焦りもなくなるし、落ち着ける」と、語り出した。

 大竹が語るところによれば、4月2日から4日に行われていた京セラドームでのオリックス戦でのことだったという。遠征先から一足先に福岡に戻るために乗り込んだタクシーでの車中のこと。大竹は千賀に聞きたかった質問をぶつけた。

「ピッチングがダメな時、歯止めが効かない時、どうしたらいいですか?」

 その時に貰った答えが、この日の投球に生きた。

「1球1球、冷静に自分を感じながら投げるんだよ。悪いボールがいった時に、なんでそうなったか。それが分かると違う」

 大竹自身はこの日の状態は良くなかったと分析する。7回には先頭打者にいきなり四球を与えた。この時、自分を客観視した。「下半身が使えてない感じだった。体重移動が一塁側とホームの間に進んでいっている感じ」。即座に意識を修正し、窮地を乗り切った。

「千賀さんはピッチングについても、トレーニングについても話をしてくださる。みんなでもそういう話をできる環境にありますし、フォームがおかしかったら教えてもくれます」。5試合目にして、ようやく掴んだ今季初勝利。その影には、2年連続開幕投手となった鷹の大黒柱の助言も隠されていた。

福谷佑介 / Yusuke Fukutani

最終更新:5/3(金) 9:10
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