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競歩・山崎勇喜、東京五輪へ再出発V「久々に富山の競技場で歩きたかった」

5/5(日) 10:05配信

スポーツ報知

 50キロ競歩の元日本記録保持者、山崎勇喜(35)=富山陸協=が4日、富山県総合運動公園で行われた富山カップ陸上競技の5000メートル競歩に出場し、22分23秒55で優勝を果たした。

 所属を自衛隊体育学校から富山陸協に変更し、初めてのレースで勝利。「競技人生も、あとどのくらいか、わからない。久々に富山の競技場で歩きたかった」と、来年の東京五輪に向け、故郷の地で再スタートを切った。

 同大会に出場するのは大学生以来。出場者11人中9人が高校生だったが、慣れないトラック競技に、スタート直後は出遅れた。「周りが勢いよく飛び出す中、飛び出せなかった」と苦笑い。1週目は10位。「自分のレースをしたら順位が付いてきた」。力強いフォームで9人を抜いた。

 アテネ、北京、ロンドン五輪に出場したが、近年は成績が出ず、昨年10月には上司から引退勧告を受けた。「東京五輪を意識してきたのに、挑戦できないのは悔いが残る。1%でも可能性あるなら続けたい」。移籍も考えたが、自衛隊体育学校で勤務しながら練習を続けることを選択。土、日曜を中心に練習メニューを立て、平日は夜3時間を練習時間に充てる。「立場は全然変わったが、上司も応援してくれる」と周囲の支援に感謝する。4度目の五輪へのイメージは出来ている。「10月の高畠大会で3位以内、来年の輪島大会で優勝すれば決まる。それしか東京への道はない」。ラストチャンスへ、全ての力を出し尽くす。(中田 康博)

 ◆山崎 勇喜(やまざき・ゆうき)1984年1月16日、富山市生まれ。35歳。富山商で競歩を始めた。順大卒業後は長谷川体育施設を経て、2011年に自衛隊体育学校に移籍。08年の北京五輪で50キロ7位入賞。09年日本選手権50キロでは3時間40分12秒で当時の日本記録を更新。179センチ、62キロ。

最終更新:5/5(日) 10:05
スポーツ報知

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