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収入は日本の3分の2、でもイタリアの生活が破綻しないワケ

5/5(日) 18:30配信

MONEY PLUS

【理由2】生鮮食品は比較的安価に手に入る

イタリアは外食や住居にかかる費用は日本とあまり変わりませんが、生鮮食品は比較的安価に手に入ります。特に旬の食材は安く、野菜はキロ1ユーロ以下で売られているのもよく見かけます。


上記は近くの市場で撮った写真ですが、ズッキーニ約200円、パプリカ約250円、ナスは約125円です。そんなに安くない……と思いきや、実はこれは全て1コでなく1キロあたりの値段です。ちょっとびっくりしませんか?

【理由3】休日は友人や家族と時間を過ごすために使う

日本とイタリアの支出について考えたとき、最も大きな違いを感じるのがこの休日の過ごし方です。

週末はどこかに出かけたり外食したりと支出の多いタイミングです。しかし、イタリアでは誰かの家に集まってひたすらおしゃべりするのが定番の過ごし方。「私はワインを持っていく」「じゃあ私はパスタを作る」などのように事前に打ち合わせて、それぞれが持ち寄る形式が一般的です。

また、小さな子どもがいる場合は友人家族と連れ立って近くの公園にピクニックに出かけるのもよくやる過ごし方です。家からパニーノ(サンドイッチ)やパスタ、生ハム、チーズ、クラッカー、ワインなどバスケットいっぱいの食料を持って公園に集まり、時間をたっぷり使ってリフレッシュするのです。
その間、子どもたちはボールを追いかけたり、芝生の上で転がったりして心ゆくまで遊ぶから、家に帰る頃には疲れてぐっすりと眠る準備ができています。

どこかに行ったり何かを買ったりするよりも、友人や家族など大切な人と同じ時間を過ごすことを重視する、それがイタリア人の休日の過ごし方なのです。

お金を使わなくても幸せなイタリアの生活

こんな感じで、お金を使わないイタリア人の生活。支出の機会自体が減るため、財布の中にあまりお金が入っていなくても平気になり、結果として節約がはかどるという好循環も生まれます。

もちろん、イタリアと日本では事情が異なるため全く同じ生活を送ることは難しいかもしれません。ただそれでも、毎日の食事を自分たちの手で作り、大切な人と時間を過ごすことを大切にするといった生活への姿勢は参考になる部分もあるはず。
毎月の収支のバランスが崩れていると感じている人こそ、必要のない支出が増えていないか見直してみるといいかもしれません。

鈴木圭(記者・ライター)

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最終更新:5/5(日) 22:56
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