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北口榛花、どん底から復活の理由は…チェコ合宿実現へ英文メールで口説き落とした積極性

5/7(火) 6:12配信

スポーツ報知

 女子やり投げで、2015年世界ユース選手権金メダルの北口榛花(21)=日大=が、64メートル36の日本新記録を樹立して優勝した。4投目に63メートル58の好記録をマークし、5投目に海老原有希が15年に樹立した従来の63メートル80を56センチ更新。今季世界6位の好記録で、フィールド種目の日本勢では20年東京五輪参加標準の突破第1号となった。15年に日本陸連が認定する若手有望選手「ダイヤモンドアスリート」に選ばれた逸材が、初の五輪切符へ前進した。

 どん底からのV字復活を実現したのは、北口の積極性だった。49メートル58で12位に沈んだ18年日本選手権。精神的に不安定で、大会前には「食事を普通に食べても、戻してしまう」。体重は5キロも減った。日大でコーチだった村上幸史氏が、17年に退任した。「誰を頼っていいか分からなかったり、自分に対する自信もなかった」と、指導者不在の状況を振り返る。

 転機は18年11月。フィンランドで行われたやり投げの国際会議で、チェコのジュニア世代を育成するコーチと知り合った。「コーチがいないのは大変。そんなんじゃ東京五輪行けないよ?」と心配された。北口は「今行かなきゃ、逃しちゃう!と必死だった」と、迷わず連絡先を交換。英文のメールで、チェコで指導を受ける交渉を約1か月間、重ねて合宿実現にこぎつけた。好機を逃さない行動力が、快記録につながった。

最終更新:5/24(金) 6:52
スポーツ報知

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