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九州の主要104社、2020年春の採用計画 35%が「増やす」、「今春並み」は44% (採用予定人数の一覧表付き)

5/7(火) 12:00配信 有料

qBiz 西日本新聞経済電子版

合同会社説明会で、企業の説明に耳を傾ける学生たち=3月1日、福岡市中央区のヤフオクドーム

 西日本新聞がまとめた九州の主要企業の2020年春採用計画調査で、回答した104社のうち19年春入社より採用人数を「増やす」と答えた企業は35%(36社)だった。「今春並み」の44%(46社)と合わせると、79%が今春と同水準以上の人数を確保する見通し。堅調な景気や人手不足を背景に、地場企業の採用意欲が依然高いことが明らかになった。

 「増やす」とした企業の割合は、前年調査よりは3ポイント減ったものの、リーマン・ショック(08年)以降でなお3番目に高い水準。「減らす」は8%(8社)にとどまり、「未定」が14%(14社)。「採用しない」と答えた企業はなかった。

 採用活動の課題(複数回答)では、69%が「他社が採用活動を早めている」と回答。前倒しが進んでいる実態をうかがわせた。50%が「学生のエントリーが減っている」、41%が「学生が全国大手志向を強めている」とし、学生優位の「売り手市場」で人材獲得に苦戦する地場企業の姿も浮かぶ。

 採用を増やす企業は製造業(40社)と非製造業(64社)でほぼ同じ割合だった。業種別では半導体関連の需要が好調な電機・機械や、訪日外国人客の需要を見込む小売りなどで目立った。一方、長引く超低金利下で経営環境が悪化している地銀では1行のみだった。

 採用を増やす理由(複数回答)は「今春入社人数が計画より少なかったため」が17社で最多。「新規出店や工場増設など事業拡大に対応するため」が14社で続いた。

 アンケートは九州の144社を対象に、4月4~19日に実施した。

 九州の主要企業104社の2020年春採用計画では、電機・機械や小売業などで積極的な採用姿勢が目立つ。学生優位の「売り手市場」が続いており、企業側はインターンシップ(就業体験)の拡充などを通じて学生との接触を強化。通年採用や中途採用の強化を検討する動きも出ている。

(九州104社の採用計画一覧表は続きをご覧ください)

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最終更新:5/7(火) 12:30
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