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「やりたくないお笑いの詰め合わせ」でブレイク。鳥居みゆきが見据える“余生のキャリア”

5/7(火) 13:00配信

新R25

『エンタの神様』などのお笑い番組で、「ヒットエンド、ラ~ン」と耳に残るネタを披露していた鳥居みゆきさん。

近年、舞台や映画、ドラマで女優しても活躍しており、現在放送中のドラマ「元町ロックンロールスウィンドル」では、なんと主演を務めています!

ただ、白のパジャマ姿で叫んでいるイメージがあまりにも強烈すぎて…なぜ彼女が女優になったのか、ちっとも想像がつかないんですよね。

今回はご本人に、芸人としてブレイクした当時のことから、女優業のことまで、キャリアについて「まじめに」語っていただきました! 知られざる“鳥居さんの頭の中”…必見です!

〈聞き手:ライター・森伽織〉

友だちが欲しくて進んだお笑いの道

森:
早速ですが、鳥居さんはどうしてお笑い芸人になろうと思ったんですか?

鳥居さん:
友達が欲しかったんです。

私、なんでかわからないんですけど、近寄りがたい人って思われがちで、高校3年生まで友達が全然いなかったんですよ…

森:
(なんとなくわかる気もするけど…)どうして近寄りがたいと思われてしまってたんでしょう?

鳥居さん:
私、「納得しなきゃ前に進めない性格」なんです。先生によく怒られてて、同級生から変わった人認定されていたのかもしれません…

たとえば、1×0の答えが0なことはわかるんですけど、理解できないから答えたくないんですよね。

鳥居さん:
だって、目の前にあるお茶のペットボトル1本に0をかけても、そこにあるじゃないですか!!! ていうか、0をかけるってどういうことなの!?って…

森:
はあ…(たしかに近寄りがたいかもしれない…)

鳥居さん:
でも、まわりに思われているよりは、フランクな人間なんです。

それで「こんなにおもしろいこと考えているんだよ」ってことをわかってほしくて、自分の考えを表現できる場がほしいと、お笑いを始めました。

あのネタは「一番やりたくないことをやれ」と言われて生まれた

森:
あの、パジャマ姿で「ヒットエンド、ラ~ン」と叫ぶ独特のネタは、どうやって生まれたんですか…?

鳥居さん:
私はとにかく、自分の考えたものを表現する「単独ライブ」がやりたかったんです。

そう話していたら、髭男爵の男爵(山田ルイ53世)に「単独ライブをやりたいって思うなら、まずはとにかく売れることを目指せ」って言われて。単独ライブを開くためには、お金が必要。売れなきゃいけないぞと…

鳥居さん:
そして売れるためには、「お前が一番やりたくないことをやれ! テレビに出ろ!」と言われたんです。

まずは「自分のやりたいこと」を一回置いて、テレビで売れなきゃダメだと。

森:
なるほど…

そう言われて、素直に受け入れられるものですか?

鳥居さん:
いや、まったく。

自分がやりたくないことをして、世間にそういう人だと思われるのも嫌だし…

鳥居さん:
だから「できません!」って反発したんですけど、男爵(山田ルイ53世)も負けじと説教を続けてきたんですよ!

全然折れてくれないから、めんどくさくなっちゃって…

先輩って、とりあえず「わかりました!」って返事しとけば納得するでしょ? だから、その場しのぎで納得したフリをしたんです。もちろんネタは作らず。

森:
学生時代と変わらず、納得できないことはやらないスタンスを貫いたんですね…

鳥居さん:
でも、それからすぐに事務所ごとに開催されるお笑い番組のネタ見せオーディションがあったんです。そのオーディションの参加者一覧に髭男爵がいて! 「ヤバイ!ネタつくってないのばれる…」って、前日に超焦りました。

急いで「自分がやりたくないようなネタ」をつくらなきゃと思って…

鳥居さん:
それで、自分が当時やりたくなかった「目立つ格好」と「リズムネタ」を詰め込んでできたのが「ヒットエンドラン」のネタ。

今となっては、そんなことはなく愛すべきネタですけどね。

テディベアも、白いパジャマも家にあったやつ。ほんとに即席で作りました…

森:
「やりたくないこと」を結集したのがあのネタだったんですね!!

でも、どうして「目立つ格好」と「リズムネタ」が嫌だったんですか?

鳥居さん:
当時、「とりあえず目立つ衣装でリズムネタやっとけばウケるだろ」みたいにやっている芸人が多すぎて…

オリジナリティがないじゃないですか。

森:
なるほど…

もしかして白紙のフリップを使ったネタも、「フリップネタ」をやりたくなかったから…?

鳥居さん:
そうです。あれは「フリップネタはもう終わりだぞ」という私なりのメッセージでした。

フリップに文字を書いて、めくって…というだけでネタをつくった気になるのは怠慢だなって。

鳥居さん:
でも、プライドを捨ててやりたくないことに挑戦したのが、結果的にやりたいことへの近道になったから、ほんと男爵には感謝しています。

飲みの席だったから、本人はアドバイスしたことを覚えてないらしいんですけど(笑)。

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最終更新:5/7(火) 13:00
新R25

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