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体育会など特化型の新卒採用支援サービス トレジャー・トレーディングが事業停止

5/7(火) 15:09配信

帝国データバンク

野球部出身者向け「野球人」、美容専門「ARTICLE」などの就活支援サービスを展開

 (株)トレジャー・トレーディング(TDB企業コード: 676005089、資本金1000万円、大阪府大阪市西区阿波座1-13-13サムティ西本町中央ビル2階、代表水永将太氏、従業員40名)は、4月27日付で事業を停止し、事後処理を手島将志弁護士(大阪府大阪市中央区今橋4-3-22淀屋橋山本ビル5階、アイギス法律事務所、電話06-4706-5735)ほか1名に一任、自己破産申請の準備に入った。

 当社は、2011年(平成23年)9月に通信回線の取り次ぎ事業を目的として設立。当初は大阪府を中心とした近畿エリアにおいて、通信回線の取り次ぎに加え、OA機器やLED照明の販売を手掛け、ピークとなる2015年8月期には年売上高約4億800万円を計上していた。その後、2016年6月頃に同業者との競合激化から将来性を考慮し、大学新卒専門の採用支援事業へ主業を転換。野球部出身者に特化した就活支援サービス「野球人」や、野球以外のアスリートに特化した「ATHLEAD」、美容業界特化の「ARTICLE」を展開するなどして、約2000名の登録者を獲得し、クライアント企業との就活イベントや個別紹介による職業紹介サービスを行っていた。

 しかし、採用支援事業が軌道に乗らず業績は低迷し、2017年8月期の年収入高は約2億6500万円にまでダウン。人件費を中心に先行投資も嵩んだほか収益性も大幅に落ち込み、資金繰りは悪化していた。金融機関へのリスケ要請やOA機器販売事業への注力でしのいでいたものの、先行きの見通しが立たなくなったことから、ここへ来て事業継続を断念、今回の事態となった。

 負債は2017年8月期末時点で約3億5600万円だが、変動している可能性がある。

最終更新:5/7(火) 15:35
帝国データバンク

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