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トヨタ決算発表 豊田社長が事業方針説明(全文5完)「トヨタは大丈夫」が一番危険

5/8(水) 18:09配信

THE PAGE

株主還元の基本的な考え方を教えてほしい

三井住友銀行:三井住友銀行の【ミヤタ 01:36:38】と申します。よろしくお願いします。今まで出てない切り口の質問なんですが、株主還元っていう点についてお伺いしたいと思います。今、私ども金融業、日本でどんな流れに取り組んでいるかっていうことから、質問のバックグラウンドからお話ししたいと思うんですけれども、貯蓄を投資に回して、その投資資金が企業、あるいは企業活動、経済活動を活性化する、こういった大きな流れの中にいると思います。

 そういう中で中長期的な投資、特に個人の投資っていうことを考えるわけでございますけれども、そういうときに個人投資家がどういう目線で投資する株を選ぶんだろうとよく考えるんですね。

 これは日本を代表する株式であるトヨタ自動車の株式に当てはめて考えると、3つぐらい要素があると思うんです。1つ目は、どの会社が好きっていうふうに個人の方が思えるかどうか。2つ目は、その会社がどういうふうに成長していくかっていうことでわくわくできるか。3つ目はもっと即物的なんですが、配当といった実際のメリット。こういうことだと思います。

 そういう中で言いますと、今日の質疑応答の中で豊田社長からはトヨタファン、いい製品、1番目のテーマですね、どの会社が好きになるかっていうテーマについてはお話しいただいたと思います。それから会場の入り口の赤いスープラもとてもいい出来栄えだと思います。

 それから2つ目ですね。成長期待についても、このセッションでずいぶんお話しいただいた。世の中が大変な変化、リスク、チャレンジある中で、どういうふうにトヨタ自動車さんが変わっていくか、やっていくかってお話しいただいた。

 あと残っているのは、私なりに考えると株主還元ということではないかと思っています。近年、実際に配当を増やしてこられています。これは承知の上で、中長期的な目線でトヨタ自動車株に投資していく投資家に対して、何か基本的なお考えをぜひ豊田社長から伺えれば、こういうふうに思うわけです。以上でございます。

豊田:トヨタ株というのは投資家の方々にとってどんな魅力があるんだろうかということで考えますと、たぶんポートフォリオの中でトヨタ株は、いわば安定が求められる1つの銘柄として、ファンドのメニューの中に組み込まれている方が多いんじゃないのかなというふうに思っております。そういう意味では私どもは、今後の成長戦略を考える上で、非常に重要な2つのキーワードはやはり持続的成長と競争力強化に尽きるんじゃないのかなというふうに思います。

 持続的成長というのは、先ほど話の中でも申しましたけれども、どんなに経営環境が悪化したとしても着実にこつこつと、地味でしょうが成長し続ける会社にしたいと。それを長期にわたってトヨタの銘柄として信頼を得るということがまず1つ。

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最終更新:5/8(水) 18:09
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